電子手紙の送信日付け順・注釈付き一般公開文書館 2001年4月

ロシアでもベイルート「見直し論とシオニズム」へのシオニストの圧力に対し批判報道

送信日時 : 2001年 4月 23日 月曜日 8:31 AM

件名 :[pmn 14472] ロシアでもシオニストの圧力への批判報道

 決定的な国際情報に関しては、世界に冠たる大手メディア独占国家、日本は、アメリカ以上に事実上の鎖国状態なのです。

 1997年11月25日発行のわが『歴史見直しジャーナル』11号では、ロシアでの状況を、つぎのように要約紹介しました。

 ソ連崩壊後、「常任理事国」の議席を継承するロシアでは、『ルスキー・ブェツニク』[ロシア新報](1997.23/24号)が「ホロコーストは嘘」と題する16頁特集を組み、以前には世界で最大発行部数だった『プラウダ』[真実](1997.1.24)も、同趣旨の記事を連載。

 今また、次の英語訳の記事が、入手できましたので、拙訳を添えて、情報鎖国、日本の皆様に、お届けします。

『ザボツカ』(2001.4.17)

シオニストの圧力の下で

ヴァレンティン・プルサコフ

 見直し論の歴史家の会議はベイルートでは開かれない。

 数カ月にわたり、わが国でも広く知られているユルゲン・グラフが代表者のスイスの歴史家の独立協会「真実と正義」と、カリフォルニアを本拠とする歴史見直し研究所(マーク・ウィーバー編集長)とが協力して、「見直し論とシオニズム」と題する科学的な目的の会議を開催すべく、厳しい集中的な準備活動を続けてきたが、その開催場所は、レバノンのベイルートに予定されていた。

 30人以上の著名な研究者が、西ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、ロシア、そしてアラブ圏から、この会議に加わることに同意していた。数人の宗教的および政治的な指導者、著名な著述家、ジャーナリストも、同様に参加する予定だった。この種の会議が、50年を超える長期間、シオニストの侵略の犠牲者となってきたアラブまたはイスラム圏の国を開催場所に選んだのは、初めてのことだった。

 しかしながら、文字通り、まさに最後の瞬間になって、突然、レバノン政府は、この会議を自国内で開くことを禁止した。消息筋は、この決定について、いわゆるホロコーストを見直し論者たちが20世紀最大の大嘘と呼ぶので、それを悩むユダヤ人の国際的な組織が、大規模な圧力を掛けた結果であると判断している。


Zavtra April 17, 2001

Under Zionist Pressure

Valentin Prussakov

 The conference of revisionist historians will not take place in Beirut.

 For several months the association of independent Swiss historians "Truth and Justice," headed by researcher Jurgen Graf who is well known in our country, together with the California-based Institute for Historical Review (director, Mark Weber) carried out intensive work in preparing the scientific conference under the title "Revisionism and Zionism," which was supposed to take place in Beirut, Lebanon.

  More than 30 renowned researchers from West Europe, the United States, Australia, Russia, and the Arab world had agreed to participate in the conference. Several religious and political leaders, well known writers, and journalists, were also supposed to arrive.

  It was the first time a conference of this type had selected a site in a country in the Arab or Islamic world, which has been a victim of Zionist agression for more than 50 years.

  However, literally at the very last moment the Lebanese government suddenly forbade the conference from taking place. Observers are of the opinion that the decision was taken as the result of heavy pressure from international Jewish organizations annoyed that the revisionists openly call the so-called Holocaust the Greatest Hoax of the 20th Century.


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