送信日時 : 2001年 3月 19日 月曜日 11:57 AM
件名 :[pmn 13908] 仏像破壊よりも酷い大スフィンクス砲撃?
本日、2001.3.19.『日本経済新聞』社会面に「人類の遺産・無残/CNN破壊された石仏放映」の3段見出しあり。今は昔、労組の活動として、放送番組に意見のある方は放送局に直接電話して下さいと訴えていた手前、一応、読者応答室に電話をしました。
仏像破壊には反対だが、劣化ウラン弾をばらまくアメリカの吸血メディアはもとより、日本でも明治維新直後の廃仏毀釈とか、愚行の限りを尽くしてきた自称先進国が、偉そうなこという権利があるかとの主旨の意見を述べて置きました。
ところが、本日の担当者は、よくある窓際で機嫌の悪い種類のようで、新聞は事件があれば報道するので、仕方がないという態度でした。そこで、駄々っ子をあやすように、大スフィンクスの鼻が欠けているのは、砲兵上がりのナポレオンが、砲撃の的に使ったからという説があるが、この際、大手新聞社の機能を発揮して、調べて連載記事にしてほしいと要望しました。
もちろん、ついでに、砂に埋もれていた大スフィンクスは掘り出されたばかりで、当時は風化しておらず、ヨーロッパ人にも今程人種差別の意識が強く無くて、アフリカの黒人の典型的な風貌が、フランス人の画家の手に成る銅版画に記録されていると教え、この方が歴史的な意味での価値が高いと申し上げました。
私は、1974年に出した本、『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』の表紙に、この銅版画を使いました。興味のある方は、次をクリックして、見て下さい。128kなので、取込みに少し時間が掛かりますが、私にしては綺麗なスキャナー映像になっています。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/afric-128k.html
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