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『亜空間通信』206号(2002/03/24)
【発見画像は薬屋の客引で「花粉情報が危ない!」と訴えるNPOには根本点検勧告】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
昨夜、いや、実は、もう今朝(2002/03/24)の明け方になっていた深夜の電網検索で、わが一週間前の分析、ーーー
『亜空間通信』198号(2002/03/17)
【杉花粉飛散「平年値」都は来年アレルギー協会付託責任逃れの今飛散は史上空前】
[中略]
桜の開花は、12日から13日も早い史上空前である。当然、杉の憎らしい花も一斉に開花して、史上空前の量の杉花粉が飛散しているのだ。
[後略] 以上で引用終わり。
ーーーをば、歴然と裏付ける色刷りグラフ画像をば、発見してしまったのだ!
ああ、ああ、国際水準では911もあり、その上に、劣等列島国内水準の杉花粉に関してだけでも、一言しなければならない問題が山積している。
私は、テレヴィ業界の出身だから、必死の意地の努力で壮年期の体力を維持しつつ、大手テレヴィの映像詐欺に対抗し得る自称人気絶頂の電網キャスターとして、大量の情報とその分析を口で気軽に伝えることができる日を、心待ちにしているのだが、日本経済の沈滞状況ゆえに、その雄飛の時は遅れっ放しである。
で、今、ここでは、以下の「2001-2002花粉飛散」色刷りグラフ画像を、直接見て頂くことを願う。
木戸銭は要らねえよ!
http://www.jca.apc.org/~altmedka/kahun-01-02.gif
はいっ。地獄の底を見てのお帰りの皆様へ。
この色刷りグラフ映像こそは、わが貧しき薄き懐から、恥ずかし気もなく、税金とか称して強奪し続ける国とかによるものでも、おっとっとの都とかによるものでもなく、「NPO法人花粉情報協会」とかなどの一応の「患者の味方」志向組織によるものでもなく、私が「薬九層(糞)倍」業界と呼び、かつ蔑み続けるところの「病人を食い物にする」業界の客寄せ、客引き用の仕掛け、つまりは、商業目的の宣伝媒体による提供物(生意気にも著作権を主張しちょるがの)だったのである。
この「キッセイ薬品工業」(kafun-info@kissei.co.jp)提供の「花粉情報」は、「花粉」で電網検索したら一番上に並んでいた。そこからのリンクの中には昔懐かしき三日月形の映像宣伝で、戦前から歯が磨り減る歯磨きなどを大陸でも売りまくっていた石鹸製造販売業者、「花王」の「花粉情報」もあって、そこでは「肌の水分量」などと、女性向きの情報を提供している。
商売! 商売! 商売! なんやで!
続いて、やはり、「花粉情報」として出てきたのは、既報の組織、「NPO法人花粉情報協会」だった。ところが、この方は具体的な情報に乏しいだけでなく、何と、以下のような「泣き」が入っていた。ああ、ああ、昔の木造の京王線の新宿駅の前の狭い広場で、「泣き売」に騙されて使い物にならない万年筆を買ったのは、中学生の頃だっけ。
http://pollen-net.com/
TOPICS
花粉情報が危ない!
詳しくは「おねがい」のページをご覧ください。花粉情報協会
理事長:佐橋紀男
HP管理者:吉村史郎
〒659-0012兵庫県芦屋市朝日ヶ丘町39番1号
市立芦屋病院 耳鼻咽喉科内花粉情報協会事務局
TEL.0797-31-2156 FAX.0797-22-8823
■ E-mail●info@pollen-net.comhttp://pollen-net.com/PLEASE/please.htm
花粉情報が危ない!
花粉シーズンに新聞,ラジオ,テレビ等のマスコミを通じて報道される花粉情報は今や春に不可欠な情報になりました.この花粉情報の基礎になるデータは全国各地の花粉観測組織のボランティア活動によって提供されています.しかし,主だった観測組織のほとんどが観測者の疲弊や,経済的な問題から活動を継続することが困難になっており,数年のうちに患者さんや医療機関は花粉情報を入手することが出来なくなります.
花粉情報提供を継続するために!
私たち「花粉情報協会」は全国各地の花粉観測や花粉予報をしているボランティ アグループを支援し、信頼できる花粉情報が引き続き提供されるよう活動します。当協会の理念をご理解して頂ける皆様からのご協力、ご支援をお待ちしております。
以上で引用終わり。
私は早速、昨夜、以下のように勧告する文章を綴り、本日発送した。
差出人 : 木村愛二
宛先 : 吉村 史郎
送信日時 : 2002年 3月 24日 日曜日 9:57 AM
件名 : Re: 花粉情報が危ない!
木村愛二です。
本日、電網検索の際、以下 [註:上記の引用と同じ] の訴えに接しました。
御苦労さまですが、私は、すでに何度も送った私見の中で、「花粉観測や花粉予報」に何の意味があるのかと、問い掛けてきたのです。結論は、斉藤洋三さんらが1970年代には明確にしているのです。患者にとっては、予報ではなくて「杉の始末」こそが急務なのです。
私は、自らのアレルギーをきっかけとする解雇事件と同時に、娘の喘息で、一家の絶望的な苦しみを味わい尽くし、今、その頃の生半可なマルクス思想の基本的な暴力主義の誤りに気付き、徹底批判を始めています。医療の分野での根本思想を点検し直して下さい。
以上で引用終わり。
「NPO法人花粉情報協会」相手に、こんなことを言うのは酷だと思う人もいるだろう。しかし、このような状況は、私が一生懸命調べて発信している「ホロコーストの大嘘」や「911謀略」でも、まったく同じなのである。
簡略に説明しよう。「NPO法人花粉情報協会」とその「HP管理者:吉村史郎」医師の存在を知ったのは、現在の「貧すれば鈍する」左翼陣営の状況を典型的に映し出す『しんぶん赤旗』の記事によってだった。
『しんぶん赤旗』、またはその発行組織である日本共産党は、「ホロコーストの大嘘」「911謀略」、そして、いささか「なまくらよつ」ながらも「杉花粉症患者を食い物にするディーゼル排出ガス除去装置への税金横流し」に関して、厳しく批判すれば、ほとんど体制の手先、「偽の友」と化しているのである。
事情の根本は簡単である。歴史に照らすと、これまた実に典型的なのである。
中国の梁山泊の「悪党ども」さえも、体制に取り込まれたのである。現在の取り込み方は少し複雑になっているが、基本は変わらない。本来ならば体制批判の運動と称する以上、「抜本的」「根本的」(radical)な改革の思想と政策を持たねばならぬ組織の働き手が、自分の頭を使わない典型的な官僚型の連中に主導権を譲り渡し、思考停止、右顧左眄、横並びの便宜的な一般受けのみを狙っているから、簡単に取り込めるのである。
いわゆる反体制側には、いわゆる55年体制が衰退して以後も、専従、いやさ、銭重幹部、いやさ、患部だけが一時的に子分が増えた時のまま居座っている組織が多い。その古株のみの鈍重組織が、組織規模維持のために「一般受け」を狙う政策を捻り出すようになると、最早、思想的には完全な崩壊状態に陥る他なくなるのである。
市民運動でも同様な現象が進む。NGO(非政府組織)とかNPO(非利得組織)とか亡国植民地根性の頭文字で気取って名乗っていても、いや、それだからこそかな、一般市民の懐を狙う運動には、上記の思想崩壊、堕落の基盤が付きまとうのである。
こんなことは、歴史を学び、現実を観察し、特には動物行動学を盗み、自らも体験し、自分の頭で考え抜けば、すぐに分かる。いわゆる体制は、ますます悪賢くなっているのである。それに対抗し、改革すると称する組織が、安易で気楽な一般受け、貧者の一灯集めに身をやつしていれば、碌な運動ができるわけがないのである。世の中は、そんなに甘くはない。
相手の悪賢さが、日本劣等列島の杉花粉飛散の悲惨状況のごとくに、倍加、倍加、倍加、を繰り返してきているのだから、対抗する側も、それを上回る努力で「抜本的」「根本的」な思想と理論を構築し直し、力量を高めなければならないのだ!
泣くな、NPOよ、NPOよ、泣くな。
泣けば、幼い、医者として、花粉に塗れた甲斐がない
「泣き」の鍵言葉で出てきた薄れた記憶を、以下の電網検索で確認した。あった!
http://www.booch.nu/mononoke/nikki/day9808.html
泣くな妹よ 妹よ泣くな
泣けば、せつない 二人して
故郷を捨てた 甲斐がない「人生の並木路」 詞 佐藤惣之助 曲 古賀政男
おかしいな。「幼い」ではなくて「せつない」になっている。脚韻を踏んではいるものの、一番か二番か三番か、わが記憶と違う番しか入って「ない」(これも脚韻)「な」(これも脚韻)!
ともかく、泣くのは止めて、杉花粉を激増させた体制に怒れ!
根本思想を点検し直せ!
以上。