憎まれ愚痴転載 2003.10
マッド・アマノの「週刊パロディ・タイムズ」

マッド・アマノのWebサイト「週刊パロディ・タイムズ」www.parody-times.com

 



http://www.jetin.com/parody_times/index.htm

「お笑い 小泉鈍一郎物語」

 すんなり引退を受け入れた宮沢喜一元首相とは対照的に中曽根康弘元首相が「突然の引退勧告は無礼だ。私にはやり残したことがある」と議員を辞める意志のないことを首相に伝えた。しかし、これはあくまでも"表向き"であり、実は"ウラ取引"が行われているものと見るのが正しい。
 藤井道路公団総裁が3人のイニシャルと実名を週刊文春(10/30号)誌上で暴露している。ところが、その中に中曽根爺の名前はない。これはあくまでも推測だが藤井総裁は中曽根の名前を隠すことを了承しているはずだ。つまり中曽根はゴネているふりをしているけれど名前を公表しないこととバーターで「引退」を了承しているはずなのだ。推移を見ていけば明らかになるだろうがたぶん、中曽根は最終的に引退を了承するに違いない。それにしても、小泉首相のやることはそのイメージとは正反対の汚いものだ、ということを有権者はしっかり理解する必要がある。

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映画「ハローハロウイン」完成試写会のお知らせ

 専用機の給油のため日本に立ち寄ったブッシュ大統領夫妻は高級和牛の鉄板焼きを食べたうえに何と15億ドルの手みやげつきの歓待を受けてそそくさと翌日の早朝、次の地へ向けて飛び立ってしまった。夫妻と記念撮影をした際に「若く見える」とブッシュからお世辞を言われた"鈍"一郎はただ「サンキュー」。「日米同盟はゆるぎない」というブッシュに対して「ベリーグッド」の一言だけの首相。ボキャブラリーの貧困さにはただあきれるばかりだがお茶の間の有権者には手頃な英会話なのかもね。

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 恥ずかしながら我らの首相、小泉"鈍"一郎がホワイトハウス制作のB級映画「ハローハロウイン」に友情出演した。日米同時公開で大幅な収益を目論むペンタゴンと防衛庁だが主演のジョージ・ブッシュワルツェネッガーの支持率が急落しているだけに映画のヒットは期待できない。共演の"鈍"ちゃんは「恐れて、ひるんでブッシュさんに囚われる。感動した!」と官邸で声明を発表。あまりの内容のなさに国民はシラケっぱなしである。(週刊金曜日 10/17号)