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死んだら、あきらめるしかない
小泉首相が密かに外務省の鈴木均審議官を通じてブッシュ大統領に電話で心のうちを明かした。
「戦闘地域と非戦闘地域の線引きが難しいから自衛隊のイラク派遣はキケンだ、と野党がイラク特措法案に難色を示しているが抵抗勢力も含めて丸め込むから心配はない。
我が自衛隊の"徳川幕府埋蔵金発掘専門チーム"をバグダッドに送り込んで大量破壊兵器を必ず見つけだす。さらに、人材派遣会社に依頼してフセイン大統領をヘッド・ハンティングし、わが国の外務特別顧問として北朝鮮との交渉役をやってもらう。突発的攻撃による自衛隊員の死亡は見て見ぬふりをする。血を見せてこそ"ブッシュ閣下への忠誠"、ということを肝に銘じている。ゴッド・ブレス・ユー!」 (「週刊金曜日474号 6/20日)
小泉流空転国会回避策
一向に景気回復の兆しすら見えない小泉内閣の経済無策ぶりに国民もなかばあきらめ顔だが、そんな中、会期延長となった国会でハプニングが起きた。突然、小泉首相の音頭とりで与党3党の議員たちがゴム風船をふくらまし、一斉に飛ばし始めた。ピュー、ピュー、ピュー、甲子園の7回裏に虎ファンがやるアレである。「阪神タイガースにあやかって"優勝"、ならぬ"総裁再選"に向けての景気づけだ」と首相。「そもそも景気づけの方向が間違っている。国民の生活が相変わらず苦しい中で首相の座にしがみつくのは見苦しい!」と民主党の菅代表が厳しく批判。道頓堀の戎橋から飛び込む首相の姿が9月に果たして見られるかどうか?