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『亜空間通信』1095号(2005/09/10)
【宮本顕治"獄中12年の嘘"(『WiLL』05年8月号「特別対談」さざ波通信投稿の疑問に事情釈明】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
本通信の1041号(2005/07/01)で、以下の記事を発し、それを季刊『真相の深層』04秋7号の記事『カール・マルクスの大罪』の連載2回目に収めた。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku1041.html
http://www.asyura2.com/0505/senkyo10/msg/271.html
『亜空間通信』1041号(2005/07/01)
【偽の友代表格・日本共産党のカリスマ「宮本顕治"獄中12年の嘘"」暴露WiLL記事の波紋広がる】
[後略]
ところが、別件で、電網(インターネット)検索をしていたら、「反主流」の日本共産党員が運営しているらしい「さざ波通信」の投稿に至り、その周辺を探ると、以下の投稿が出てきた。
上記のWiLL記事「特別対談」の主席者に関する疑問であるが、わが実名を記している ので、いささかギョッとする内容である。
http://www.linkclub.or.jp/~sazan-tu/readers/0507/r0507d.html
(さざ波通信)
一般投稿欄木村愛二さん
2005/07/09 paul 40代 地方公務員
10年くらい前ご講演を拝聴させていただく機会がございました。
お元気そうでなによりです。
さて、今回の雑誌WILLの記事の件ですが世間では、「臨死体験あたりから、立花隆はおかしくなった」と言われています。
私もそう思っていたんですが、「日本共産党の研究」も論証の仕方がトンデモだということが下記の本に書いてありました(イデオロギー抜きで)立花隆「嘘八百」の研究 宝島社文庫
最近お笑いだったのは下記のトンデモ本です。
解読「地獄の黙示録」 文春文庫
立花 隆 (著)映画「地獄の黙示録」を「立花氏の該博な知識で読み解いて」おられるわけですが、映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで 映画秘宝COLLECTION町山 智浩 (著)によれば「主演のマーロンブランドが契約に反して激太りで現れたので、予定したアクションシーンが撮影できず、急遽シナリオライターがコンラッドなどがら切り貼りしてでっちあげた台詞をカンペで読み上げた」のが真相なので先生すっかり「だまされている」わけです。
だから、最近「お座敷のかからなくなった」立花隆氏がこれも「反共情報のスピーカー役に転落してしまった」兵本達吉氏と「反共漫才」をやっているにすぎない。となんだか「哀れ」を感じました。
以上の立花隆と兵本達吉の対談を素材にしてしまった以上、だんまりを決め込むわけにもいかないから、若干、釈明する。
もともと、立花隆と兵本達吉を、全面的に信用しているわけではない。それどころか、ごく一部の断片的な情報のみを、必要に応じて採用しているだけである。
まずは、上記の立花隆「嘘八百」の研究 宝島社文庫の電網(インターネット)情報は、以下のようである。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/4796627812/contents/ref%3Dcm%5Ftoc%5Fmore/249-5967525-6217168
立花隆「嘘八百」の研究宝島社文庫
別冊宝島編集部 (編集)
価格: ¥720 (税込) 3 新品/ユーズド価格: ¥480より目次
第1章 教養の「敵」(通俗知の巨人・立花隆―彼はなぜ生物学にしがみつくか?)
第2章 ジャーナリスト失格!(『田中角栄研究』の呪縛が生んだチンプな政治観
ザ・公安妄想―なぜ「謀略史観」にハマるのか?
「脳死三部作」が辿り着いた"おかしな人間観"とは?
『臨死体験』をベストセラーにした「脳内現象か?現実体験か?」の眉ツバ ほか)
第3章 科学憑き、宇宙憑き(現代物理学を講釈する前に、ブルーバックスをちゃんと読みなさい!
これだけあった『21世紀知の挑戦』『人体再生』のインチキ!
こうして疑似科学になった『環境ホルモン入門』
知の超訳にファック!もうやめようよ「なんでも前頭葉」 ほか)
第4章 伝説のオシマイ(立花伝説―それは「古典的教養」が崩壊したからこそ完成した)
季刊『真相の深層』05秋7号に掲載した記事の該当部分は、以下のようである。
以上のごとく、別に、立花隆と兵本達吉の対談の発言を、そのまま鵜呑みにしたのではない。しかも、電網(インターネット)検索により、この対談記事に対する日本共産党の拒否・否定の反応も、確かめているのである。 「さざ波通信」の投稿者が、どこで拙文を見たのかは分からないのだが、その方にも、釈明の投稿をしなくてはなるまい。「偽の友」退治は、疲れる。 以上。『マルコポーロ』廃刊事件以来の仲の花田編集長から寄贈を受けている月刊誌、WiLLの2005年8月号に、特別対談「宮本顕治・獄中12年の嘘・」が掲載された。対談の主は、立花隆と兵本達吉である。
日本共産党員の経験のない立花隆の『日本共産党の研究』の存在は、私自身が日本共産党員の時代から知っていた。日本共産党除名組の兵本達吉の月刊誌『正論』連載は、時折目にしていたが、これが、「単行本として近々刊行予定」とある。 しかも、兵本達吉の研究によると、日本共産党内で神格化された宮本顕治の「獄中12年」が嘘で、大半は「未決」のまま、東京の小菅刑務所に拘留されていただけ、というのだから、これは、一大事である。 こうなると、いささかでも時機を失しては、時代遅れの間抜けな物語となる。WiLLは月刊誌、本誌は季刊誌である。ただでさえ、速報性では劣る。だから、少なくとも、できる限りの緊急な努力をしなければならない。 [後略]
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