「西早稲田からこんにちは」   協力部主任主事 本行輝雄

学生YMCAの事務局は新宿区西早稲田という名ばかり新宿(大都会)の片隅にある、キリスト教会館という名ばかり会館(ビル)のさらに片隅にあります。同盟機能機構の改編に伴い、「学生部」という名称から「協力部学生YMCA事務局」という名に変わり、現在1名の主任主事と2名のスタッフが任にあたっています。きざし読者の方、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。エレベーターが戦前の旧式でいつ止まってもおかしくないこと、3名の机の上がトンでもない状態であることに驚かない屈強な心臓の持ち主の方、お待ちしております。

「学生YMCA運動の明日を願って」

 1996年度夏期ゼミの後、瀬口昌久さん(京都大学YMCAシニア)は「学Yとは何か」との問いに、「学Yとは現代的状況の中で、誠実に聖書を読んでいるグループである。」と答えています。

学生部委員会及び同盟事務局は、1997年度の学Y活動方針の中で、瀬口さんのいうこれらのグループ(それは現役の学生及び若手シニアの人々が中心となり、主体となっているグループですが)を大学の中で、地域の中で、そして全国的規模で進めていくことを保証して行こう、また、学Y、都市Y、ワイズが、学生・青年が、これらの活動を通して成長するためのシステムを力を合わせて作り上げていこうと決議しました。その活動方針に沿って、インド、日韓、ミリアム、夏期ゼミ等の全国プログラムが準備され、実施されます。また、各地域やそれぞれの大学では、聖書研究や地域に根ざした活動が行われているのです。

1997年9月19日〜21日まで、日本YMCA同盟において3つの会議(共働スタッフ会議、活動推進協議会、学生部委員会)が開催され、今年度の歩みを中間的評価し、今後の活動について目標、手順を協議しました。これらの会議での内容についてはパソコン通信等でお知らせされることと思いますが、延べ30名もの人々が熱心に学Yの現状を語り、未来の学Y作りの為にに討議しました。反省点や改善点が多くありましたが、全般的に今年度の歩みはどれもこれも工夫があり、今後の学Y運動のスタートとして位置づけられるものばかりでした。全員の力を結集して反省点や改善点を克服して行くことが出来れば(このプロセスがまさに学Y運動そのものですが)と思います。

私は同盟事務局の一員として今年度の様々な試みが、学Y運動を推進するものであると確信し、そのために労していきたいと考えています。現在、同盟事務局は限られた予算、人員で苦労していますが、知恵を使って、最大限の力を発揮していきたいと考えています。

それにしても運動の「主体」は学生自身であり、若手シニアの方々です。是非、自らの運動を自らの手で推進していってください。私たちはリーダーシップ・トレーニング・プログラムも含めて、側面から関わっていくつもりです。

−タコ紹介−

学生時代、都市YMCAのキャンプ・リーダー活動と学Y運動の両方に首(腰まで?)をつっこみ、「コウモリ」本行と呼ばれていた。都市Y、ワイズ、学Yを、全国北から南まで日夜飛び回り連絡・調整するいまの仕事にその経験は活かされている?!パンの専門家のすてきなパートナーと二人のお嬢さん、協力部の6人のスタッフに支えられてある毎日。飲むとお嬢さんの話しが聞けるかも。ダジャレはしらふでも聞けます(聞かされます?)(Y)

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