日本女性学研究会2024年6月例会

〈声〉がひらく叙述の地平をみわたすために
山家悠平さん著『生き延びるための女性史』書評会


【日時】 2024年6月1日(土)
‐開場 午後1時00分
‐開始 午後1時30分

【会場】 大阪府男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)4階 大会議室1
(京阪電鉄・Osaka Metro谷町線「天満橋」駅@番出入口から東へ約350m)

【参加費】 1000円(当日の会場にてお支払いください)
‐日本女性学研究会の会員は無料で参加できます。
‐すべての参加者に、安全な場をつくるためのご協力をお願いします。例会のはじめに企画担当者から、「セーファー・スペース・ルール」として、みなさまにご協力いただきたい点をお伝えします。

【お申込み方法】
‐事前申込は必須ではありませんが、資料準備の都合上、5月29日(水)までに下記のGoogleフォームより参加登録にご協力いただけますと幸いです。
https://forms.gle/vukC5tdTWuSKjxLT9

【例会紹介】
 こんかいの例会は、山家悠平さんが昨年9月に青土社から公刊した『生き延びるための女性史:遊廓に響く〈声〉をたどって』の合評会です。
 2015年の前著『遊廓のストライキ』以来、20世紀初頭当時の遊廓に「娼妓」として身を置いた女性らが残した書きものを手がかりに、女性らの経験を描き出そうと試みてきた山家さんは、このほどの新著では新たに〈声〉というキーワードを取り入れています。
 残された書きものに〈声〉を聞きとるという方法には、どういった可能性があるのか。このかん山家さんが新たに模索し始めた「小説」という表現のすべも視野に入れつつ、過去のできごとを書き留める営みとしての「女性史」の意義を捉えかえす機会となれば、うれしく思います。

【ゲスト】
山家悠平さん(『生き延びるための女性史』著者)

【コメンテーター】
松永健聖さん(日本女性学研究会会員。大阪大学大学院人文学研究科博士後期課程)
森川麗華さん(東京大学大学院学際情報学府博士後期課程)

【企画担当】
牧野良成(日本女性学研究会会員。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程)

【お問いあわせ先】
wssj.voice[at]gmail.com