日本女性学研究会 12月例会のご案内
『ハッシュタグだけじゃ始まらない』から始めよう――東アジアのフェミニズム運動とともに
◆日時:2022年12月11日(日)13:30〜16:30
◆ZOOMで開催
◆参加費:1000円(日本女性学研究会会員は無料)
◆編者の熱田敬子さん(中国・主担当、台湾と香港・副担当)、金美珍(キム・ミジン)さん(韓国・主担当)、張?容さん(台湾・主担当)が参加なさいます。
※参加申込みは12月3日(土)までに下のアドレスにお願いいたします。お支払いについては開催終了後にメールにてお知らせいたします(ゆうちょ口座)。
https://forms.gle/uhf6xg6t5VfjBnZa8
入力し送信いただいた後、自動返信で申し込み完了をお伝えいたします。参加なさる編者へご質問もあればご記入いただけます。
(24時間以内に返信メールがない場合、以下までお問い合わせください)
問い合わせ先
wssjuketsuke★gmail.com
(★を@に変えてください。)
この例会では、熱田敬子、金美珍(キム・ミジン)、梁(ヤン)・永山聡子(さとこ[チョンジャ])、張?容、曹曉?(チョウ・ヒュートン)編『ハッシュタグだけじゃ始まらない:東アジアのフェミニズム・ムーブメント』(大月書店 2022年 1980円)をもとにして、話し合います。東アジアのさまざまなフェミニズム運動について、ご参加いただく編者の方々もまじえて、知り、考えてみませんか。
これまで日本でフェミニズムについて学んだり、海外と交流したりする場合、「慰安婦」問題についてなどを除けば、とかく欧米に目を向けがちでした。しかし、上の本を読むと、それだけでは十分ではないことが一目でわかります。この本は、近年の中国・韓国・台湾・香港のフェミニズム運動について、多数の写真や現地で運動をしている女性たちの声を掲載して、生き生きと、わかりやすく紹介しているからです。
日本と他の東アジア地域のフェミニズム運動とは、どこが共通していて、どこが異なるのでしょうか? 日本の運動は、他の東アジアのフェミニズム運動から、何を、どんなふうに学ぶことができるのでしょうか? 日本の私たちは、東アジアの女性や性的マイノリティとは、どのような形で関わりを持つことができるのでしょうか? こうしたことを考えるためには、まず彼女たちの運動を知らなければなりません。
当日は、編者の方々から本書について簡単にご紹介などをいただくとともに、参加者から自由に感想や意見、質問を出し合い、上のような問題について大いに意見交換をいたします。本書をまだ読んでおられない方も歓迎ですが、とても読みやすく、また比較的安価な書物です。よろしければ、ぜひお手元に置いたうえで、ご参加ください。