日本女性学研究会 10月例会のご案内

『ノラの奇蹟』を語る言葉について


◆日時:2020年10月31日(土)13:30〜16:30
◆場所:ドーンセンター中会議室
◆お話:冨山一郎さん(同志社大学大学院グローバルスタディーズ研究科 教員)
◆参加費:一般 800円、日本女性学研究会会員 無料 ◆コロナ対策のため収容人数を減らす関係で今回は事前予約制とします(定員18名まで)
 ※申込は10月29日(木)23 時までに下にお願いします。
  wssjuketsuke[at]gmail.com
 ※当日はマスクのご着用をお願い致します。

 「個人的なことは政治的なこと」とは、個人的とされた出来事は政治的な問題だと説明することではない。問われているのは、個人の話を構成する私的な言葉から政治を担う可能性をさぐることあり、説明という動詞においても、このことが問われるはずだ。そしてそれは、研究者が運動を論じる際に、しばしば素通りしてしまう問いでもあるように思う。イプセンの『人形の家』から「ノラの奇蹟」を問いとして引き出して、考えたいと思います。(冨山一郎(2009)「まだ始まっていないこと、あるいはノラの奇蹟について」荻野美穂編著『〈性〉の分割線』青弓社)をぜひご一読下さい。

主催 日本女性学研究会
http://www.jca.apc.org/wssj/