日本女性学研究会 12月例会のご案内
シリーズ家事論争再考(3)
加納実紀代さんが残した問いから考える
(再生産)労働、社会、天皇制
◆日時:2019年12月21日(土)13:30〜16:30
◆会場:ドーンセンター 4階 中会議室
◆会費:一般800円 日本女性学研究会会員は無料
話題提供:
■話題提供: 姜喜代(かんひで)さん(日本女性学研究会会員)
■テーマ:今年2月に亡くなった女性史研究家の加納実紀代さんは、戦時中の国防婦人会を通じた女性の戦争協力を『銃後史ノート』の編纂を通して明らかにし、女性の社会参加や真の解放、責任、社会のあり方について戦前・戦後という時間軸を超えて考えていました。1985年には「社縁社会からの総撤退を」という文章(「解放戦略」)を発表しましたが、フェミニズムの内外から賛否両論が巻き起こり、その熱い議論は『働く/働かないフェミニズム-家事労働と賃労働の呪縛?!』(青弓社)という形でまとめられました。今回の例会ではその中からいくつかを紹介し、参加者の皆様と共に、働くこと、働かないこと、社会、天皇制について縦横に議論できたらと思います。
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なぜ「家事は女性の仕事」があたりまえとされるのか、おかしいじゃないか。そりゃ世話してもらえる男と他人の世話までしなきゃいけない女が対等になれるはずがない!家事は余暇じゃないんだ、労働なんだ!でもなんでかお金のもらえない労働だ!
そんなこんなを第二波フェミニズムが暴いてから何十年。ここ数年、家事ハラ、逃げ恥、家事の見える化、名もなき家事、手抜き家事・・・etc.家事にまつわるいろんなキーワードが世間を賑わしております。
・・・結局家事って何?家事の周辺には何がある?
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■問い合わせ:12月例会担当araki_2019_renraku★yahoo.co.jp(★を@に)
■主催:日本女性学研究会 http://www.jca.apc.org/wssj/