日本女性学研究会7月例会のお知らせ
「慰安婦」問題を解きほぐす 帝国のフェミニズムを超えて
お話
宋連玉(ソン・ヨノク)さん
コメント
菊地夏野さん
日時
2016年7月23日(土) 例会:13:30〜16:30
会場
ドーンセンター
(大阪府立男女共同参画・青少年センター)5階 視聴覚スタジオ
資料代
800円(会員は無料、研究会に当日入会できます)
※参加申込みはご不要です
宋連玉さんは、ご著書『脱帝国のフェミニズムを求めて――朝鮮女性と植民地主義』(有志舎2009年)などにおいて、朝鮮および日本のフェミニズムにおける植民地主義の問題を考察してこられました。
また、宋さんは、とくに「慰安婦」問題について、日本による朝鮮植民地支配や公娼制度との関係に着目して研究なさってきました。最近も、「『慰安婦』問題から植民地世界の日常へ」(歴史学研究会・日本史研究会編『「慰安婦」問題を/から考える――軍事性暴力と日常世界』岩波書店 2014年)、「植民地朝鮮の公娼制度と『慰安婦』制度」(「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクション・センター編、西野瑠美子、小野沢あかね責任編集『日本人「慰安婦」――愛国心と人身売買と』現代書館 2015年)などの論文を発表しておられます。
当日は、「慰安婦」の問題の現状と宋さんの歴史研究とを結びつけてお話しいただく予定です。
問い合わせ:tooyama_renraku2015[at]yahoo.co.jp(遠山)