日本女性学研究会10月例会のお知らせ

日本軍「慰安婦」問題――運動、教育、男性の性意識

日時10月17日(土)13:30〜16:45
会場ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)5Fセミナー室2
お話◇方清子(ぱん・ちょんじゃ)さん(日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク共同代表)
 「日本軍『慰安婦』問題の解決に向けて」
◇源淳子さん(関西大学人権問題研究室委嘱研究員)
 「学生の反応と日本人男性の性意識」
参加費800円(日本女性学研究会会員は無料)
    ※申し込み不要、直接会場においでください。


 日本女性学研究会10月例会では、1990年代から日本軍「慰安婦」問題に関する運動に携わってこられた方清子(ぱん・ちょんじゃ)さんと源淳子(みなもと・じゅんこ)さんをお招きして、日本軍「慰安婦」問題を解決する道を探りたいと思います。

 方さんは、近年は「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」の共同代表として運動をリードしてこられ、最近も「日本軍『慰安婦』問題解決運動のいま――在日朝鮮人女性の視座から」(在日総合誌『抗路』創刊号)という文章を書いておられます。当日は、今までの運動の流れと現在の到達点、戦後70年を迎えた日本の現状などについてお話しいただける予定です。

 源さんは、仏教の性差別や女人禁制について研究してこられましたが、2000年女性国際戦犯法廷の記録の第2巻である、VAWW-NETJapan編『加害の精神構造と戦後責任』(緑風出版 2000年)にも執筆なさるなど、以前から「慰安婦」問題に関する運動と教育にも携わっておられます。当日は、授業での学生の反応の変化や、性体験と「一人前の男性意識」との関係、近世のグループでの買春や公娼制度についての男性の意識などについてお話しいただける予定です。

主催 日本女性学研究会
FAX 06-6627-9075
問合せ:tooyama_renraku2015[at]@yahoo.co.jp(担当:遠山)