日本女性学研究会3月例会のお知らせ
日本軍「慰安婦」問題と歴史修正主義
日時
3月22日(日)13:30〜16:30
会場
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)ドーンセンター5F大会議室2
*アクセス http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html
スピーカー
能川(のがわ)元一(もとかず)さん(大学非常勤講師)
参加費
800円(日本女性学研究会会員は無料)
申し込み不要、直接会場においでください。
2014年8月の『朝日新聞』の吉田清治証言撤回以来、日本軍「慰安婦」問題に関して歴史修正主義の嵐が吹き荒れています。それは、右派ジャーナリズムや政治家による『朝日』バッシングだけでなく、日本政府や議員による河野談話や「性奴隷」認識への攻撃、地方議会による「慰安婦」問題否定の「意見書」、在特会系団体による「慰安婦」中傷のパネル展、北星学園事件、『朝日』自体の変質など、さまざまなレベルで起きています。反撃も始まっているとはいえ、まだまだ流れを変えるまでには至っていません。
今回お招きする能川元一さんは、歴史修正主義や排外主義について研究されてきた方です。活字ジャーナリズムだけでなく、ネット右翼についても深く分析して、いくつもの論文を発表なさってきました。最近は、『週刊金曜日』で歴史修正主義に反対する論陣を張り、同誌主催の歴史講座「差別と歴史修正主義」でも講師をつとめました。2014年夏以降は、とくに「慰安婦」問題に関する右派マスコミの 動向などについて多くの分析を発表されてきました。
当日は能川さんには、日本軍「慰安婦」問題に関する歴史修正主義について、そのときに最も重要になっている論点を中心にお話ししていただく予定です。能川さんとごいっしょに、みんなで歴史の歪曲を是正し、「慰安婦」問題を解決する道を探りませんか。
主催 日本女性学研究会 http://www.jca.apc.org/wssj/