日本女性学研究会2月例会のお知らせ(NPO法人SEANとの共催)

「女性の尊厳と表現シンポジウム」
性暴力的な表現について――芸術という権威化・環境化を女性の尊厳・人権から考える

 「猥褻」表現、「性暴力」表現、女児の性的対象化や展示のあり方をめぐる論議が盛んです。 かつて「性暴力」や「性差別」は、表現の自由問題を中心に語られてきましたが、多様な観点からこの問題を考えていきたいと思います。何を問うのか、何を問題とするのか…。

 今回は、西山さん、澁谷さん(「芸術といえば何でも許されるのか連絡会」)からは、「森美術館問題とは何なのか、どんな展示だったのか」の検証、及び「芸術という名の性暴力表現の権威化や行政の役割について」を、また遠矢さんからはデートDV予防教育を実践している中で実感する「日常に溢れる性差別表現が若者の性に関する人権意識に与える影響について」を、問題提起します。

★日時 : 2月1日(日)13:30〜16:45
★会場 : 大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)ドーンセンター4F大会議室1
    *アクセス http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html
★参加費 : 一般/800円 日本女性学研究会会員・NPO法人SEAN正会員/無料
◆報告:
 ◇西山千恵子(青山学院大教員)「芸術における性暴力表現――森美術館問題から考える――」
 ◇澁谷知美(東京経済大学教員)「文化・芸術と女性の尊厳・安全をめぐる行政の役割」
 ◇遠矢家永子(NPO法人SEAN教育部門「G-Free」代表)「環境化する性差別表現と若者の性意識」
 ◇コーディネーター:小川真知子(日本女性学研究会会員/NPO法人SEAN理事長)

◆申込方法:下の申し込み先へEメール、FAXで(当日参加も可)

■日本女性学研究会
HP http://www.jca.apc.org/wssj/
Eメール wssjuketuke2014[at]gmail.com
FAX 06 6627 9075
■NPO法人SEAN
HP http://www.npo-sean.org/
Eメール station[at]npo-sean.org
FAX 072 669 7411