日本女性学研究会 8月例会
天皇制とフェミニズム
みんな知りたい、わたしもしゃべりたい、今こそ、いつだって、ずっと、どこででも、だれでも、問いたい。話したい。だから、みんなでいっしょに、天皇制について、語り合いましょう。
○日 時
8月5日(土)午後1時〜4時(12時40分受付)
○場 所
ドーンセンター4F 大会議室 (大阪市中央区大手前1-3-49)
ドーンセンターへの行き方
○会 費
一般:一般 800円 ※会員は無料
○おはなし
●桜井 大子さん・・・反「天皇制フェミニズム」(仮題)
内容:天皇家に男子が生まれない、いうことの問題とは、そしてなぜ日本社会は天皇制であり続けているのかという問題。また9月XDayの前に「女性天皇」をめぐる状況についても少し。
次に、天皇制社会における「女の問題」、フェミニズムの視点でどういう批判ができるのか。また、反「天皇制フェミニズム」の提起について、運動自体も天皇制チックになっていないか、そのことに対しての自覚、自己言及をもっとしたほうがいいのではないかと。
●清末 愛砂さん・・・妥協なきフェミニズムを模索して〜金子文子の生き様から学ぶ〜
内容:天皇制を問うということとフェミニズムを追求することがけっして矛盾することではなく、同じ問題を追及するということであることを、金子文子(1903〜1926)の生き様を通して学ぶ。そして、闘う女性たちの生き方と妥協なきフェミニズムの連関性を問う。
★プロフィール★
・桜井 大子(さくらい だいこ)さん・・・女性と天皇制研究会、反天皇制運動連絡会などで活動。天皇制問題での執筆多数。共著に『「女帝」で天皇制はどうなる!?』、『雅子の「反乱」』(共に社会評論社)、『女性天皇について考える』(シビル運営委員会)など。
・清末 愛砂(きよすえ あいさ)さん・・・大阪大学大学院助手。英国ブラッドフォード大学などで女性学、平和 学を学ぶ。ジェンダー法学や人身売買に関する研究、レスチナ問題やジェンダーの視点から見た「反テロ戦争」などの研究をする傍ら、アジア女性資料センター、「女性・戦争・人権」学会の運営委員も務める。