第I部 教室から----ジェンダー・フリーの授業実践 第1章 多様な家族イメージを求めて 第1節 私には4人の母がいる 第2節 結婚制度と夫婦別姓 第3節 「3歳児神話」を問う 第4節 家族ってなあに 家事ってなあに 第2章 自分らしさを求めて 第1節 ワギナとペニスって知っている? 第2節 高校の国語の授業で恋愛を考えてみた 第3節 「美」とジェンダー 第3章 働く女と男の平等を求めて 第1節 労働の権利 第2節 命の値段 |
第II部 女性学を勧める授業のために 第1章 女たちは”世界”を変えたい 第1節 「国際結婚」からみえるもの 第2節 女性議員が少ない国 第3節 夫に左右される女の年金 第4節 老いの現場・福祉の現状 第2章 つくられる女と男 第1節 童話を読む 第2節 セクシュアリティの政治性 第3節 「レズビアン」を選んだ私 第4節 自分を知る、自分を伝える |
著者のメッセージ |
副題は「フェミニズムを学校に」で、学校にはフェミニズムが届かないのかと悲憤慷慨している方々に、ぜひ読んでほしい本です。「男女共同参画2000年プラン」に、いくら学校教育全体を通じて男女の平等を推進せよとうたわれても、現実はまだまだです。いまだに男女混合名簿ですら実施されず、「それが男女平等とどう関係するのか分からない」と公言してはばからない人がいるくらいですから・・・・。 |
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