■ ATTAC Japanが主催する東アジア労働プログラム:
「民営化と規制緩和は不可避なのか(Is Privatization and Deregulation
Uncontestable?)」(http://www.wsfindia.org/event2004/)
 ATTAC Japanは過去2回の参加で、日本の労働状況を伝えるワークショップを開
催してきました。特に、民営化の問題を取り上げ、民営化のもとで何が起きてい
るかについて報告し、意見交換をしてきました。
 2004年は東アジア規模で公共サービス、民営化について考え、新自由主義に反
対し、民衆のための公正な公共サービスを求めて、民営化に反対するための対抗
戦略を作っていきたいと思っています。
 弱体化している日本の労働運動と、韓国の元気な労働運動、そして、台湾の国
鉄民営化を阻止するためにストライキを予定している台湾鉄道労組の闘い、―こ
れら東アジア3国の労働者の闘いを比較、検討しながら、さらに「声なき者」た
ち、日本の野宿者たちの運動からも問題提起を受けて、またヨーロッパ、アフリ
カ、アジア諸国の闘いの経験に学びながら、戦争と新自由主義グローバリゼーショ
ンに反対し、かつそれに対抗するための戦略を打ち立てていきます。
 ATTAC Japanとしては、WSFへの参加を、次のように位置づけています。
2002年―「登場」、2003年―「報告」の年、そして2004年―「戦略」の年です。
東アジアの労働者が一丸となって、新自由主義グローバリゼーションに対抗する
確たる戦略を打ち出し、それをステートメントとして世界に広めていきたいと考
えています。

 提起予定者:
 日本:国労闘う闘争団、電通労組、郵政全労協、日雇全協ほか
 韓国:民主労総、KoPA(依頼中)
 台湾:台湾鉄道労組(依頼中)
 フランス:SUD PTT、SUD RAIL
 南アフリカ:反民営化フォーラム(依頼予定)
 タイ:レイバー・キャンペーン(依頼予定)
 ノルウェー:福祉を目指すヨーロッパ連合(依頼予定)
 その他:検討中