Subject: [reg-easttimor 18] 市民平和救援プロジェクト救援資金カンパにご協力を !
From: Pacific Asia Resource Center <parc@jca.apc.org>
Date: Mon, 20 Sep 1999 13:52:48 +0900
Seq: 18
東ティモールに「市民平和救援プロジェクト」を展開しよう! 救援資金カンパにご協力下さい! 1999年9月14日 8月30日の住民投票において、圧倒的多数の人びとが独立の道を選択した東 ティモールでは、今、国際世論の激しい非難にも関わらず、併合派民兵とイン ドネシア国軍による残虐な暴力が日夜続いています。すでに命を奪われた人の 数は少なくとも数百名を上回り、その数十倍の人が傷つき、さらに多くの人が、 家や村、さらには東ティモールを強制的に追い出されています。 住民投票の結果を尊重するとのハビビ大統領自身の公約に反して、国連東ティ モール支援団(UNAMET)すら追い出すほどの大規模な暴力が人びとを襲い、そ れを鎮圧すべき責任を負ったインドネシア国軍・警察は、暴力行為を容認・傍 観し、それらの暴力行為に荷担すらしています。こうした中で、軍にほぼ無限 の権限を与える軍事非常事態が布かれ、治安は回復するどころか逆にますます 悪化してきています。 東ティモールで進行中のこうした事態に対するインドネシア政府の責任を追及 し、同政府と国際社会の合意のもとで実施された住民投票によって選択された 独立への歩みが、一日も早く実現するよう求めることは、日本政府の責務であ り、東ティモールでの暴行・虐殺を止めるために有効です。インドネシアへの 最大の援助供与国である日本政府が、経済制裁を含めた明確な態度を表明する ことを、私たちはまず求めます。 日米ガイドライン関連法が成立し、自民党などからは、PKO法を改悪し、日本 も国連平和維持部隊(PKF)に参加できるようにすべきだという声が出始めて いますが、私たちはPKFに自衛隊を出すことには反対です。 私たちは、市民の手によって、アジアの平和を望み、東ティモールの人びとの 自由と民主主義の実現を望む人びとの力を集め、アジアの平和をつくりだすた めの論理と方法を、はっきりと示すことが必要ではないでしょうか。私たちは、 市民が直接すべき貢献として,以下のことを提案します。 広く市民の資金を募って、東ティモールに「市民平和救援プロジェクト」を展 開する。 1、 住民にとっての平和と安全回復の1歩として、東ティモール現地および 国境地帯で救援活動が早急かつ安全に展開できるような条件を、国連とインド ネシア政府が確保することを求める。 同時に、世界各国の市民へも同様の活動を呼びかけ、各地から押し寄せる国 際的なアクションとなることにより、東ティモールの平和と安定を実現してい けるように働きかける。 2、東ティモールに残っている住民および国境地帯にのがれた難民たちに、食 糧や医薬品などの援助物資を届ける。 3、現地NGOを中心とした救援活動を物的・人的に支援する。 多くの団体・個人の方々に、この平和救援隊計画に加わっていただき、東ティ モールに平和を実現する大きな力につくっていきましょう。どうぞよろしくお 願いいたします。 「東ティモール市民平和救援プロジェクト」のための資金カンパお振込み先 郵便振替 東ティモール市民平和救援隊 未定(16日午後にはわかります) 銀行口座 東ティモール市民平和救援隊 第一勧業銀行 神田支店(店番号007)普通1910083 事務局 アジア太平洋資料センター(PARC) 〒101-0052東京都千代田区神田小川町2-1檜(ひのき)ビル3F TEL03-3291-5901 FAX03-3292-2437 E-Mail parc@jca.apc.org 東ティモール市民平和救援プロジェクト 8月30日の住民投票で独立の道を選択した東ティモールでは、併合派民兵と インドネシア国軍による残虐な暴力により、多くの犠牲者が出ました。こうし た暴力から逃れるため、十万人ほどが山中に逃げ込んだと言われています。ま た多くの人びとが東ティモールから強制的に追い出されています。 インドネシア政府は国連の多国籍部隊の受け入れを決めましたが、平和回復 への道のりはまだはっきりしません。いま何よりも必要なのは、「難民」とさ れた東ティモールの人たちが一刻も早く安心して暮らせる状況をつくりだすこ とです。そのために、私たちは市民による平和への貢献を提案します。それが 「東ティモール市民平和救援プロジェクト」です。 目的 1 市民による救援活動が安全にできるような条件を確保することを国連およ びインドネシア政府に求め、東ティモールにおける平和回復の実現に貢献する。 2 東ティモールや西ティモールにに残っている住民に、食糧・医薬品などの 緊急援助物資を届ける。 あわせて緊急医療活動にもとりくむ。 3 現地で救援活動をしているNGOへの支援活動を行なう。 4 世界各地の市民にも同様の活動を呼びかけ、東ティモールに対する監視の 目をつくり、平和と安全を実現させる。 活動 1 資金集め:一億円を目標とする。(緊急物資・輸送費・現地でのオペレー ションなど) 2 国連諸機関・インドネシア政府などとの交渉:東ティモールにおける市民 の人道支援を安全に活動させるための枠組みを作るために、国連諸機関やイン ドネシア政府との交渉を今すぐにでも開始する。 3 いつでも緊急援助を開始できるように、現地NGOと協力して緊急物資や 輸送手段などの準備をすぐ始める。 4 参加者の募集:実態調査および緊急救援をするための専門知識をもつ人 (医師、看護婦など)を募集する。 現地NGOからの求めに応じて、これら 専門家を東ティモールに派遣する。 5 東ティモールでの活動:援助活動に従事する国連機関や現地NGOと協力 し、できるだけ早く適切な活動を始める。 6 現地の状況について日本への情報発信 呼びかけ団体・個人)あいうえお順 アジア人権基金 アジア太平洋資料センター(PARC) アーユス(仏教国際協力ネットワーク) インドネシア民主化支援ネットワーク カトリック正義と平和協議会 地域自立発展研究所(IACOD) 日本YWCA(日本キリスト教女子青年会) ピースウィンズ・ジャパン ピープルズ・プラン研究所 井上礼子(アジア太平洋資料センター) 内海 愛子(恵泉女学園大学) 大津 健一(日本キリスト教協議会) 大河内 秀人(浄土宗見樹院/寿光院) 大西 健丞(ピースウィンズ・ジャパン) 大橋 正明(恵泉女学園大学) 岡本 厚(岩波書店『世界』編集長) 勝俣 誠(明治学院大学) 神田 浩史(APEC・NGOモニターネットワーク) 北沢 洋子(国際問題評論家) 熊岡 路矢(日本国際ボランティアセンター) 佐伯奈津子(インドネシア民主化支援ネットワーク) ジーン・イングリス(呉YWCA) 鈴木 亮(A SEED JAPAN) 鈴木 伶子(日本YWCA) ダグラス・ラミス(津田塾大学) 中村 尚司(アジア太平洋資料センター/龍谷大学) 古山 葉子(ピースボート) 深水 正勝(カトリック正義と平和協議会) 古沢希代子(恵泉女学園大学/東京東チモール協会) 松野 明久(大阪外語大学) 武藤 一羊(ピープルズプラン研究所) 水原 博子(日本消費者連盟) 武者小路公秀(反差別国際運動日本委員会理事長) 村井 吉敬(アジア太平洋資料センター/上智大学) 賛同)9/14時点 呉YWCA 呉YWCA '79女たちから 呉YWCA We Love 9条 ピースリンク広島・呉・岩国 呉市政を考える会 呉YWCA東ティモール問題を考える会 東ティモールと広島を結ぶ会 カトリック正義と平和・広島協議会 第9条の会ヒロシマ 川上園子(日本インドネシアNGOネットワーク) 太田 昌国(現代企画室) 梅村 尚久(日本ラテンアメリカ協力ネットワーク) 金子 光史(希望21) 嶋田 ミカ(京都龍谷大学経済学研究科) 山中 悦子(草の根援助運動) 小野 行雄(草の根援助運動) 平賀真一/湯浅一郎/大庭里美 --------------------------------------------------------------------- アジア太平洋資料センターPacific Asia Resource Center parc@jca.apc.org PARC自由学校 PARC Freedom School 101-0052 千代田区神田小川町2-1 檜ビル3F Hinoki Bldg. 3F, 2-1 Kanda-Ogawamachi Chiyodaku Tokyo 101-0052 Japan tel: +81-3-3291-5901 fax: +81-3-3292-2437 "http://www.jca.apc.org/parc/