Subject: [reg-easttimor 123] マルク騒乱:国軍司令官、マルク騒乱は軽減
From: INYAKU Tomoya <tomo@jca.apc.org>
Date: Tue, 4 Jul 2000 13:06:46 +0900 (JST)
Seq: 123
From: Murai Yoshinori <murai@jca.ax.apc.org> 国軍司令官、マルク騒乱は軽減 Antara, 00/07/03 国軍総司令官ウィドド提督は、非常事態宣言発布以降、マルクおよび北マルク 州において、衝突はかなり減ってきていると述べた。状況は以前より好転してい るが、まだ新たな衝突もあり得るので警戒をしなければならない状態にあると述 べた。現在、武器・凶器の自発的供出および強制摘発に乗りだしているが、この ことが新たに紛争を起こしうるとも同提督は述べている。 一方、非常事態の解除については、現在のところまだ時期を特定できる状況に なく、また国連や諸外国の介入は望ましくなく、求めもしないと、政治治安担当 調整副大臣は述べている。 12隻の海軍戦艦、マルクに向かう Antara, 00/07/03 海軍所属の12隻の戦艦が、マルクおよび北マルクの海域の治安維持のため、西 パプアのジャヤプラを出港し、同地に向かった。同艦隊長のフランキー・カイハ トゥ提督によれば、この艦隊の任務は、主要には、マルク、北マルク州海域に武 器を搭載した船が入るのを阻止するためという。 また同提督は、これまでに何十隻もの船が武器を搭載して同海域に侵入しよう としていたと述べたが、そのうちの何隻を拿捕したのかは明らかにしていない。 チャハヤ・バハリ号、すでに沈没か Antara, 00/07/03 チュク・スカルディマン海運総局長は、492人の船客を乗せ、サンギヘ・タラウ ド諸島周辺で消息を絶ったチャハヤ・バハリ号はすでに沈没した疑いがあると述 べた。これは、救命胴衣をつけた11人の船客が、サリバブ島東40マイル沖で、ミ ナハサ10号によって救出されたこともあり、沈没の疑いが濃厚だと同総局長は述 べている。11名の救出された船客のうち1人は死亡した。なお海軍所属の4隻の戦 艦が捜索を続行している。 ----- Murai Yoshinori Institute of Asian Cultures, Sophia University 7-1 Kioicho Chiyodaku Tokyo Japan Tel: +81-3-3238-3697 Fax: 81-3-3238-3690