Subject: [reg-easttimor 113] ブラウィジャヤ師団はなぜ間違いを犯しているか
From: INYAKU Tomoya <tomo@jca.apc.org>
Date: Wed, 28 Jun 2000 12:46:50 +0900 (JST)
Seq: 113
From: Murai Yoshinori <murai@jakarta.wasantara.net.id> ブラウィジャヤ師団はなぜ間違いを犯しているか TNI Watch!, 00/06/28 社会学者タムリン・アマル・トマゴラは、マルク騒乱の引き金を引いているの は、ブラウィジャヤ師団(第5軍管区、東ジャワ)であると直裁に語っている。タ ムリンによれば、ブラウィジャヤの軍人は、ムスリム地域にはいるとキリスト者 襲撃の手助けをし、キリスト者地域にはいるとムスリム襲撃に荷担しているとい う。 タムリンはブラウィジャヤが引き揚げ、シリワンギ師団と交代すべきであると 述べている。また、北マルク治安回復作戦担当司令官のストゥリスノ大佐が、部 下を率いる能力に欠けているとも指摘している。 北マルクおよびアンボンに赴任しているのはブラウィジャヤ師団の第521/Dadaha Jaya大隊 (クディリがベース)、第512/Quratara Yudha大隊 (マランがベース)、 Armed 1大隊 (シンゴサリとマラン)、およびZeni Tempur 5大隊(ケパンジェンと マラン)である。ブラウィジャヤ師団以外には、陸軍戦略予備軍のLinud 501/Braja Yodha 歩兵大隊(マディウン)、 303/SSM 歩兵大隊(ガルト)、509 歩兵大隊(ジェ ンベル)、さらにディポネゴロ師団の第403歩兵大隊 (ジョクジャカルタ)も参加。 警察機動部、海兵隊の参加もある。 しかし、ブラウィジャヤ師団長隊のスディ・シララヒ少将は、マルクから現在 の部隊の引き揚げを計画しており、それに代わって第527/ Baladibya Yudha歩兵 大隊(ルマジャン)を派遣しようとしている。 アンボン教区牧師のアグス・ウラハヤナはタムリンの意見に同調しながらも、 それでは事態は解決しないとし、ムスリムの人びとも含め、国連事務総長コフィ ・アナンに、平和維持軍(PKF)の投入を要請する書簡を送っている。彼らはイン ドネシアではもはや軍の中立性も、紛争解決の能力もないと考えている。 ==================================== 現在、インドネシア民主化支援ネットワークのメンバーがアンボンにいます。 詳しくは、 インドネシア民主化支援ネットワーク 〒160-0008 新宿区三栄町12-6 ヒルズ三栄町101号室 Tel/Fax: 03-3356-8364 <http://www.bigfoot.com/~nindja> に問い合わせて下さい。