市民にできるだけ伝えないように受水費、受水量の取り決めがされているような気がしてならないのは、僕だけだろうか? 県企業局に公開質問状を提出! |
2月15日、出張先から水道部に電話する。「105円22銭になった根拠。34775m3となった根拠。を尋ねるが、「内訳、詳細については示されていない」16日に詳細を県から説明をうけ、月曜日の代表者会議で報告するとの事だった。しかし、18日付けの庄内日報で、20日には受水市町村の協定を結ぶことが報じられていた。19日、会派代表者会議があり、その場で告げられたのは年度ごとの受水量。で
実は以下のことなどについて、19日に県企業局に電話で尋ねる。すると課長補佐が「この件は16日に関係市町村に全部お話してある。市で聞いて」といわれる。そこで20日午前中に水道部にいって尋ねると「今は言えない。企業局で聞くのが筋」といわれる。そこで県企業局にいくことにした。なお、その間のやりとりのなかで、市長が19日のうちに、協定にサインをしていたことがわかったのだった。水道部ははじめ、今朝にもらいましたとか言って、途中、実は昨日、、、。などというのであった。ヤレヤレ。
2001年2月20日、午後3時30分。山形県庁 企業局水道課にいき、以下の文書を提出。すぐに回答がいただけるかと思いきや、「詳細については、県議会で県議会の先生方にはかるため、一般の人には議会で決定の後に」などと答えた。「何?」と疑問をなげかけると、それが議会制民主主義だという。議員は市民の代表である。しかし行政情報は市民全般に知らされるのが当たり前ではないか。
水道料金を支払う県民に、できるだけの情報を開示することは当然ではないのか。105円22銭という値だけで、何を判断しろというのだ。とにかく、この水道の供給単価はブラックボックスなのだ。
とにかく、早急なる回答をもとめる。
2001.2.20
山形県企業局 担当者 様
ウォーターワッチ・ネットワーク代表
鶴岡市議会議員 草島進一
今回、県議会に鶴岡市を含む庄内広域水道事業について、供給単価(案)が示されましたが、未だ以下のような点が全く明らかにされておらず、この件に関心をもつ多くの県民が疑問を抱いています。これに関して以下の点への早急な回答をもとめます。
@今回、1立方あたり105円22銭、10年間の総括費用26,761,680円の根拠となる次に示す諸費用額を庄内南部、北部 各々年度ごとに明かに示せ
● 企業債利息、減価償却費、 及びその他の固定的経費
● 薬品費、動力費、 及び、その他の変動的経費
他。
A今回の算定の中で、県が努力した詳細を項目と金額をあげ、示せ
B今回発表されたものは、広域水道移行当初の10年間の総括費用であるが、
今後、目標年次を含む次の10年、又それ以降の将来的な費用負担額の見通しを金額をあげ、示せ
C庄内南部広域水道の構成8団体の99年度給水実績は合わせて81,843Gであり、今の時点での広域水道事業の目標年度である平成29年の計画給水量109,700Gとは27,857Gの乖離がある。これは、構成団体が現在の水源を100%放棄してもなお余剰が出ると考えられる量であるが、今後の人口減少など、水需要の低下にともない、より多くの乖離によって生じる水道料金高騰の危機を多くの県民が危惧している。この件の対処について、未だ明確な回答を得ていない。
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