200012

 芭蕉トレック

漕ぎ初めをおこないました。

ウォーターワッチネットワークの「芭蕉トレックは、日本財団ボランティア支援事業のサポートで運営されています。
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あけましておめでとうございます。

2000年1月2日、本日集まった13名、シャンパン風ワインとジュースで乾杯の後、廷を浄め、デジュリドゥーと太鼓を積んだ4廷のカヌーで初漕ぎの芭蕉トレック。300年前、松尾芭蕉が下った内川を下る。

カワセミ跳ぶ川下るカヌー

内川の川端通りを横目に下るカヌー。水深は浅いが、ポカポカカヌー日和。水質も良好!

この付近で一羽のカワセミがツイーっと僕らの前を横切りました。結局この下流でも1羽。1日で2羽のるり色のカワセミに出会えました。

橋をくぐるカヌーご一行。橋の裏をみるこの感じ。なかなか普段は味わえません。ちなみにこのすぐ近くに「芭蕉乗船の地」の石碑があります。

俳句をつくる

ゴールの三次郎橋まで、スタートから約1時間。約2キロぐらい。カヌーを降りるとすぐに、短冊と筆ペンがわたされ、みんなで芭蕉になって俳句づくり。なかなか真剣な面もちで、さてどんなのができることやら。

詠みあわせ

つくった俳句を詠みあわせ、お互いの句を鑑賞するトレッククルーたち。ちと照れ気味でしたが、みんななかなかユニークな句をお披露目しました。

この川の水のでどころ、恵みの山、月山をバックにみんなで記念撮影。漕ぎ初めと新春川の俳句会。無事終了!

今年は漕ぎまくるぞ!

内川、赤川、最上川!

芭蕉の時代、密接につながっていた川と私たちのつながりを取り戻すために。

今日の一句。

●内川にカワセミがいて自然がある

●内川にてカヌー下りをする日

  初春や 鴨と一緒に 川下り

●水面引く 正月二日の 内川よ

●水思い 芭蕉想ひて 川下り 

●旅始め 川を下りて 山形へ

●初春に かもの群れを案内に 風切り音も子守歌かな

●新春に 川面にうつる月山を 水に浮かびてながむるかな

●はじめての カヌー体験 おもしろい

●新春に 川遊びする 相蘇親子 カヌーにはまりそうだぜ2000年

●内川を家族でわたって思いでに

●内川の 鴨を撃退 川下り

●初春のカワセミ翔ぶ川下るカヌー

評:新春の一句。川の体験が思い思いの言葉で表現されている。しかしツイーっと青いカワセミ。きれいでしたな〜。またやりまっしょ!草