市民の水道料金を決める重要な値である鶴岡市の受水量の協定を、市長が秘密裏のうちにおこなっていた!? |
協定を結ぶ前に、議員の全員協議会ひとつ開かれない。それを知って、2001.2月19日、鶴岡市長あてに申し入れを行った。しかし、、、・
なんと協定を結ぶ19日に会派代表者会議で庄内南部広域水道からの1年ごとの受水量が伝えられただけで庄内南部広域水道の受水の協定が20日におこなわれる!
と報じたが、20日朝に秘書課に回答を尋ね、様子がおかしいので水道部に行き、よーく確認すると、19日の会派代表者会議の後すぐに市長は協定書にサインをおこなっていたということだった!?
昨日、水道部に午後4時ぐらいに確認をいれると「明日までには協定を結ぶ」などと答えがあり、申し入れをおこなったのに、今日尋ねると、これだ。
なぜ、市民不在、議会軽視の中、暗黙の内に今後の水道料金に大きく響く受水量の協定を結んだのか?許せないのは全く秘密裏のようにに事がすすんでいることである。
2001.2.19
鶴岡市長 富塚陽一殿 ウォーターワッチネットワーク 代表
鶴岡市議会議員 草島進一
広域水道の受水料金については、多くの市民が関心をもっているものであります。
さて、このたび、供給単価については15日(木)の鶴岡市議会代表者会議にて庄内全域の値である105円22銭という値が示されたものの、その算定の根拠となる諸要素の費用や、経過などについて、全く明かにされておりません。特に鶴岡市の受水量は、19日の午後1時に会派代表者会議において示されましたが、受水市町村の水道料金を決定する極めて重要な値にもかかわらず、ほとんど市民に全くあきらかにされないまま、受水協定が結ばれようとしています。水需要が伸び悩み、受水の問題点が指摘され続けてきたこの事業について、協定締結前に市民に諮ることが行政の説明責任として求められているのではないでしょうか。
特に、この庄内南部広域水道事業については、鶴岡市において市民の声を反映すべく、昨年1万2千735名の直接請求署名をもって住民投票条例を請求された経緯もあり、市民への徹底した情報開示が求められているものであります。よって以下回答を求め、申し入れをおこなうものです。
●受水量の協定について、市民に全くその数値や算定根拠を明かにせず、
議会にも諮らないまま決定し協定締結をしようとしている理由。また市民に諮る時間を与えないかのような取り決めの日程設定の理由をのべていただきたい。
●市が受水量の協定を締結する前に、供給単価算定の根拠、各市町村の受水量算定の経緯と根拠、又今後の計画の見通しなどについて、市民にあきらかにし、議会審議など、一定の民主的手続きを踏んでから受水量の協定を結ぶことを要望し、申し入れる。
以上、速やかにご回答をいただきたい。また応ずることができなければ、その理由を説明していただきたい。