松井やより 全力疾走 

〜ガンと闘った2か月半の記録〜

撮影・編集・構成 池田恵理子/VHS2003年/28
   
病室で自伝を執筆中の松井やよりさん

  「今月初めアフガニスタンを訪問した際に、体に異常を感じて急きょ、107日に帰国し、検査を受けましたところ、肝臓がんがもはや治療不可能なまでに進行しているという告知を受けました。……」。  20021014日、松井やよりさんは全国の友人たちに突然、「つらいお知らせ」を発信しました。  末期がんを公表してから亡くなるまでの2か月半の間に、松井さんは「女たちの戦争と平和資料館」建設を提案して、活動を始めました。 そして最後の最後まで、自伝の執筆を続け、推敲をやめませんでした。  その明るさ・激しさ・厳しさは、まさに彼女が生きた68年間の凝縮でした。

+このビデオは松井やよりさんの最後の日々の記録です。


 

松井やより 

〜アルバムでたどるその時代と生涯〜

撮影・編集 構成 渡辺美奈・若井真木子/写真構成/VHS2003年/11分
    


松井やよりさんは愛情に包まれた一家の、6人きょうだいの長女だった。小学生のころ体験した戦時下での迫害。高校時代には重い結核を患って療養生活は4年に及んだ。女性差別に嫌気がさして留学するが、そこでアジア人である自分に目覚めた・・・。
松井さんのジャーナリストとしての優れた仕事と、強烈なアクティビストとしての活動の原点は、激動の少女時代にあったのです。
波乱に富んだ松井やよりさんの足跡を、写真構成でたどります。


企画・制作 女たちの戦争と平和人権基金

(売上げの一部は「女たちの戦争と平和資料館」設立のために寄付させていただきます。)