細谷 文規
11月17日から18日にかけて、しし座流星群を見に行きました。場所は愛知県額田郡額田町。参加者は追々紹介します。
そもそも、しし座流星群を見に行こうと思ったのは昨年の11月くらいでした。33年に一度と言われると、絶対行くべし、と思うものです。そこで、会う人ごとに「流星見にいこうねー」と言っていたのでした(「3号BOX名簿98」もご覧ください)。まぁ私のことですから、直前まで何もせず、1週間くらい前になって騒ぎ始めたわけですが、突拍子もなく言い出したんじゃないということはご理解ください。
ええっと、ではまず、NF前で忙しいにもかかわらずこのツアーに参加してくれた皆さんを紹介します。最初に誘ったのは(というか、頼んだんだけど)清田氏。私の入っているアマチュア無線部の人です。これでひとまずドライバーが決まり、他の人も誘えるようになったというわけです。その次かどうか忘れましたが、たまたまBOXにいた佐藤・深川両氏に行こうよーー、と言ってみました。いい感触。しかーし、このまま人数が増えすぎたらどうしよう?と少し不安にもなりました(無用な不安でしたが)。で、前日までにさらに酒井氏(4Rの会)の参加も決定。ユニセフの渡井氏もいきたいーといってたらしいので、これで6人。ま、こんなもんだろうと思っていました。
しかし、当日渡井さんから電話があって、行けなくなったとのこと。5人かー。集合場所に行ってみると深川氏がいない。彼はもともと行けたら行くと行ってたので仕方ない。あ、4人になってしまった。車は8人乗りのタウンエース(だったっけ)を借りたのでもったいない。てなわけで、急遽行ける人を探すことに。なんやかんやあって結局、十河・下田(無線部)、Catharine(4R。本名忘れた、ごめんね)の3氏が加わり、7人体制となりました。
次は観望地の決定について。当日、京都府南部の天気予報は曇だったと記憶してゐる。見えないことにはどうしようもないので、全国の予報を見て晴れそうなところを探す。うーーん、静岡県の太平洋側とか三重県南部、高知県なら晴れそうだ。どこにしようかなとかなり真剣に迷ってしまった。まず、高知は却下(棄却というべきか)。時間がかかりすぎる。三重と静岡どっちがいいかな。最終的には参加者で相談のうえ、名神・東名を東に向かい、晴れていそうなところで下りることにする。ブルジョワだなぁ。というわけで額田町になったのです。
ではでは、本題の観望について。
イヤーよく見えました。うん。うふっ。60個/hour くらいかな。コトバは少ないほどいいね。時間がないんですねー。すんません。
今回は目で見るだけでなく、電波を使って音で見る観望も行った。キラッと光と同時に「ピー」という音がする。よかったです。こうした機会を与えてくださる方に感謝します。
さて、ところで、本稿の題名について、若干訂正が必要なようなので一言。
世間様では流れ星を見ながら願い事を唱えるとかいうことが行われているらしい。大変ろまんてぃっくなことでケチをつけるつもりは毛頭ない。しかし、流星物質というのは鼻○ソより小さいゴミである。とすると、題名は「ゴミに願いを」とするべきではなかったか。「護美」といえばいいかな。
ところで、流星物質とは何だろう。ようするに、彗星の撒き散らしたモノだ。ということを考え合わせると、「ゴミ」というのは甚だ不適切な言い方である。自然の摂理によって撒き散らされたものをゴミというなんて。以下省略。なお、この話題については「月刊天文ガイド 11月号,12月号 or 1月号(最新のもの。手元にないので)」のエッセイを参考にさせていただいた。
文体不一致はご容赦ください。世界中でこの流星群をみていた人たちと時間と記憶を共有できたことをうれしく思います(嘘っぽく聞こえるけどホント)。また来年も行こうねっ。