漏洩電磁波の被曝を少なくするために、新しいパソコンを買いました。同時に、漏洩電磁波を重視してモニターを決めました。
液晶モニターは漏洩電磁波が僅少だと言われていますが、5年前に買った大手国内メーカーの液晶モニターを使ったところ、私の胸や腹部がこわばりましたので、電磁波問題市民研究会の人が来宅した折にガウスメーターで測っていただいたら、数値は忘れましたが、かなり針が振れました。液晶モニターといえども慎重に選ばなくてはならないと思いました。
5年前と比べて各社とも漏洩電磁波が少なくなってきているようなので、新しいものを買うことにしました。
大手国内メーカーは、カタログに漏洩電磁波の適合基準についての記載が無く、電話で相談窓口に問い合わせても、VCCI-B など日本の規格を満たしているから大丈夫との答えで、MPRII などの国際的な基準についてはよくご存じないようでした。
インターネットで検索したところ、モニターが専門の国内メーカーが MPRIII と TCO'99 を満たしていることを、ホームページやカタログさらに取扱説明書に明記していました。
MPRII と MPRIII では数値にかなりの差があるので、迷わずにそのメーカーの製品を購入しました。ちなみに、電界については、MPRII では 25、MPRIII, TCO'99 では 10(単位:ボルト/メートル)。磁界については、MPRII では 250、MPRIII, TCO'99 では 200(単位:マイクロテスラ)です。
使ってみたところ、やはり目が疲れにくいです。モニターだけでもパソコン本体とセットでも買えます。私はセットで買いました。本体には基本的なソフトしか入っていませんが、メモリー量は私の使用には満足であり、CD−RWやDVDに対応し、性能のわりに価格が手ごろです。
[寄稿一覧に戻る]