<補聴器をつけていると電磁波の影響を感じます>

私は化学物質過敏症でも電磁波過敏症でもありません。補聴器をつけていない、作動していない状態では何も感じません。補聴器をつけていると、おそらく電磁波の影響だろうと思われる何かを感じます。どういったものを感じるのかというと、何か脳に響いてくるような振動を感じます。補聴器が共鳴している、という表現が一番近いかもしれません。程度によっては歯が浮いてくるような、不愉快さを感じます。

1.携帯電話
 他人の携帯電話を感じたことは今まではありません。静かな環境で比較的近くにあれば、電話が鳴る前に感知します。携帯電話のメールは「プ・プ・プ・プ・プーー」と信号のように感じるのが印象的です。なお、宣伝用のような長いメールにはそれ相応の長い信号を感じます。  補聴器をしたまま電話をしようとすると、当然、携帯の電波により補聴器は妨害され、基本的には、補聴器をしたままでは電話はしにくいということです。

2.街中
 普段は意識していないので、本当に細かい部分は分かりませんが、嫌でも意識させられるほど強烈な補聴器の異常を感じる場所があります。それは踏み切りです。駅にもよりますがホームに立っているときも強く感じるときがあります。踏み切り自体が発信しているのではなく、軌道内に入れるということで感じるんでしょうか。ちなみに電車の中は問題はありません。
 電磁波に強度があるのか分かりませんが、補聴器を通して私が感じるものには強度があります。当然、発信源と思われるようなものに近いほど強烈です。

3.山中
 ハイキングをしている最中、私が補聴器の異常を感じたので「あ、この辺に高架塔でもあるんじゃない」と連れに話をしていたところ、案の定、近くにありました。もちろん、連れは不思議がっていました。

4.部屋の中
 部屋においては、パソコンやMDなどがありますが、それらは感じません。電子レンジも気になりません。そんな中、不愉快に思うほど補聴器の異常を与えるものは、テレビです。特に横、後ろはより感じます。
 これは定かではないですが、壁から感じることがあります。その壁は電話線、コンセントがあるのですが、それ自体はとくに感じません。日にちによって感じる日と感じない日があります。隣の住人がその壁にテレビなどを置いていれば、壁を通して来るものなのでしょうか。これはよく分かりません。

以上が私の体験です。なお、今までは特に意識はしておらず、これから意識してみればもっと多くの場所を特定することが出来るかもしれません。逆に、上記のものは意識させられるほど強烈なものを感じます。とりわけ、いつも近くにあるテレビは不愉快ですね。怖いのは、ほとんどの人たちが何も感じずにその場に居続けているということですね。


寄稿一覧に戻る