西日本新聞
2012年3月30日
九州大学教授の2人が、政府の施策に関与する委員会メンバー任期中に、審議内容に関連する企業から、寄付を受け取っていたことが、西日本新聞が行った情報公開請求などで分かった。このうち1人は、上野照剛特任教授(68)で、NTTドコモ(2006〜2009年度)、九州電力(2007〜2010年度)、JR東海(同)から、それぞれ400万円を受け取った。同教授は、2006年度まで、主に携帯電話の電磁波の健康影響について調べた、総務省の生体電磁環境研究推進委員会の委員長だった。