神奈川県藤沢市鵠沼海岸駅近くの駐車場の前に、ドコモが基地局を建設しようと計画しました。
駐車場のオーナーは当会の会員であり、この場所は駅に近くて住宅密集地だから、もっと家の建て込んでいない場所に建設を計画したらどうかと、ドコモに申し入れました。
話し合いに出てきたのは、ドコモでなく、下請け会社の人でした。その人は、基地局からの電磁波は健康に影響ないて安全だ。健康を害していると訴えている人は、別の要因で健康を害しており、電磁波が原因では無いと主張します。
そこで、そのオーナーと当会事務局長および下請け会社の2人、計4人で話し合いました。そのオーナーの見るところでは、強気一辺倒だった相手の人は、事務局長が出席した場では、ひたすら低姿勢でした。
しかも、電磁波(電波)の話になると、私たちは専門家でないと逃げます。
当会事務局長は、「基地局は電波が売り物の商品だ。自らが売ろうとする商品の知識がなくて、売ろうというのは商道徳上もおかしい」と突っ込みました。後日、さらにドコモの技術者も含めて話し合うことになりました。
ところが、突然、計画はなかったことにしますという連絡が来たのです。そのオーナーは、いままでは、基地局問題は他人事と思っており、まさか自分の身に降りかかってくるとは思っていなかったので、良い経験をさせていだだきましたと、話されていました。