神奈川県横浜市でKDDIの携帯電話基地局を撤去させる

 神奈川県横浜市のマンションに建てられたKDDI基地局は、住民たちの粘り強い取り組みの結果、ようやく撤去させました。マンション住民にも基地局が原因とみられる健康障害が出ていて、契約破棄と撤去を求めて住民有志は取り組んできましたが、KDDIは言を左右にして、撤去に抵抗してきました。
 2010年3月には、電磁波問題市民研究会から講師を呼び、学習会がもたれ約40名が参加し、住民の多くは撤去を望み、すぐにでも解決するかにみえました。しかし、KDDIの態度が不誠実で、時間ばかりが経過しました。事態が大きく動いたのは、反対に熱心に取り組んできた方が理事長が就任したためです。この方の夫妻は定例会に参加されるだけでなく、電磁波問題市民研究会の活動にも積極的に協力されています。
 この奥様は基地局電磁波のため、頭鳴や耳鳴り、難聴等様々な障害に苦しんできました。撤去されたら、食欲が出て来たとおっしゃっていました。


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