<海外情報>
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2011年8月14日
フランス・パリ市の医師イベリン・フリレイさんへの問と答を記事にした。
<問>携帯電話基地局の近くで患者が症状を訴えていますか?
<答>はい、それはとてもよくあります。どういう症状かというと、極度の疲労感、めまい、頭痛、耳鳴りなどで、他に頻脈というのもあります。患者はそうした症状が原因で健康上のバランスを崩します。しかし、誰でも体調が悪い時にはそうした症状が出るおそれはあります。2年前、1日に5人位、基地局アンテナとかその他の電磁波が原因で、頻脈とかその他の健康障害で私のところに患者たちが診察に来ました。私自身、電磁波を浴びた時、そうした症状が確実に出ます。私の住んでいるアパートは電気のアース状態が悪く、近くでWi−FI(無線LAN)を使うと頭に電気のようなものを感じます。私は医院で嵐の時、それとまったく同じ感じを感じます。患者さんが携帯電話に電源を入れると、雷の雷鳴が一層強くなります。
<問>基地局アンテナがそうした痛みの原因なのでしょうか?
<答>いえ、それだけではありません。他にもたくさんあります。携帯電話、コードレスフォン、Wi−FI、などもそうです。そして以前より状況が悪化しています。ハンズフリーを使わず1日3時間携帯電話を使えば、電磁波曝露が強まり、痛みが出るでしょう。
<問>基地局や携帯電話が痛みの原因であることは確かですか?
<答>一般的な診察から症状を研究するかでしょうね。私は、原因であり健康影響を持つと考えています。私は患者の一人の電磁波を測定しました。そうしたら基準値の7倍もありました。行政が動き、基地局の出力を携帯会社に下げさせるべきです。
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