２００９年11月17日に、中心的に活動されてきた方より、「イ−モバイルが基地局建設を中止することを決めました」と連絡が来ました。
会報５５号で紹介したように、イ−モバイルは、高さ４０メ−トルの携帯電話基地局鉄塔を、2008年７月下旬から強引に工事を始めました。これに対し、住民たちが反対行動に立ち上がり、工事は中断となりました。
住民たちは「イ−モバイル携帯電話基地局建設阻止実行委員会」をつくり、反対運動をしてきました。
2008年11月16日、住民たちは電磁波問題市民研究会から講師を呼んで学習講演会を開き、当日参加した住民たち６０名が結集しました。住民たちはそのほかにも、あらゆる手段を工夫して取り組んできました。
しかし、イ−モバイルもあきらめず、住民たちの取り組みが疲れるのを待つ作戦に出たため、長期戦となりました。
そうした長い闘いの結果、ついに住民たちは勝ったのです。