<海外情報>

Narinari com
2009年7月27日
(抄訳:TOKAI)

英国でディスクジョッキーが電磁波過敏症を発症

□異変に気づいたのは2年前
 英国でクラブのDJや音楽活動を展開しているスティ−ブ・ミラ−さんが、身体の異変に気づいたのは2年前のことです。スタジオで無線LANを導入した後、ミラ−さんと同僚の二人がともに、頭痛やめまいの症状が現れ、作業に集中することが難しくなりました。機器の電源を落とすと二人の体調は良くなったので、症状の原因が無線LANであると二人は気づきました。

□街を歩いても発症するように
 最近では、街の至る所に無線LANのアクセスポイントがあるため、ミラ−さんの健康影響は大きくなっています。音楽活動するミラ−さんにとって、欧州各国へライブ活動する必要がありますが、空港やホテルにも無線LANが設置してあるため、移動や宿泊手段にも影響が出て、仕事の遂行の妨げになってきています。
 英紙『サン』にコメントした医師はこう言っています。「無線LANや携帯電話、テレビなど様々な波長の機器で体調が悪いと感じている人は間違いなく存在する」。サンは、電磁波過敏症患者は英国人口の2%いると報じています。


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