兵庫県の六甲アイランドを走る、ポ−トライナ−車内の床にクリップを置いておくと、突然動きだします。電車の速度に応じ、立ったり横に動いたりと、まるで踊っているようです。
交通安全環境研究所の分析では、車両下部のコイル状の装置に電流が流れて磁界を発生させるためであろうとしています。
会社は人体に影響ないと言いますが、精密機械に不具合を生じるおそれのあることは認め、磁気対策を施した新車両に入れ替えるとしています。
この現象は、通常の電車でも起りえるそうですが、ポ−トライナ−は全車両にモ−タ−が付いているのと、車両下部に遮蔽板がなかったため、磁界がそれだけ周囲に漏れやすかったのであろうと、交通安全環境研究所では見ています。