電磁波による身体・環境への影響をテーマに4省と話し合い

市民政策円卓会議に総務省・経済産業省・厚生労働省・環境省が出席

□参議院議員会館2008年8月27日
 「電磁波による身体・環境等への影響」をテ−マとして、2008年8月27日午後に、永田町の参議院議員会館で「市民政策円卓会議」がもたれ、総務省・経済産業省・厚生労働省・環境省と市民団体が話し合いを持ちました。コ−ディネ−タ−は大河原雅子参議院議員(民主党)です。

□「電磁波問題検討プロジェクト」
 2008年5月に「電磁波による身体影響の防止と発症者支援に関する制度検討プロジェクト(電磁波問題検討PT)」が発足しました。目的は、(1)電磁波による身体影響への予防策は不十分なので、身体的影響の少ない電気利用等のための法制度を含めた政策の立案の必要性、(2)電磁波の被曝による体調不良者(電磁波過敏症)への製品開発、生活支援等が立ち遅れているのでその促進及び法制度も含めた政策の立案の必要性、という観点からのプロジェクトづくりで、「市民がつくる政策調査会」の呼びかけでつくられました。
 メンバ−は現在約10人前後で、当会も参加しています。
 これまでに、何回か内部学習会を開いてきましたが、2008年8月27日に4省を交えての「市民政策円卓会議」を開いたのです。

□4省の電磁波への認識は甘い
 電磁波研会報の3ぺ−ジ以降には、市民側の質問と省側の回答、及び「問題点」を列記してあります。極めて甘い4省の電磁波への認識を、どのようにして転換させていくか、今後の課題といえます。こうした円卓会議を通じて、住民たちや電磁波過敏症の人たちの実態を知らせていくことは、とても大事なプロセスです。


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