九州市民シンポジウムに参加した感想
電磁波問題市民研究会・事務局長
大久保貞利
2008年2月3日に開催された九州市民シンポジウムは、第1会場と第2会場を合わせて、約450名が参加されていました。九州の市民団体の底力を見た思いです。
光栄にも、私はパネリスト4名の一人として参加させていただきました。講演をされたフォトジャ−ナリストの広河隆一氏は、 パレスチナやチェルノブイリの現場写真で高く評価されている人で、門真市の「送電線銀座」の映像を中心に話されました。その後のパネル討論では、パネリストは、広河隆一氏、荻野晃也氏(電磁波環境研究所・所長)、馬奈木昭夫氏(久留米第一法律事務所・弁護士)、それと私の4人であり、それぞれの立場から、経済産業省ワーキンググループの問題点や電磁波についての問題点を指摘しました。
九州地区に、これほどの規模で電磁波問題の集会をもったことは、大きな成果だと思います。電磁波問題は、一般的にはマイナ−なテ−マだからです。それだけに、スタッフの皆さんのご苦労が忍ばれます。
シンポジウム後は、主催団体による懇親会が開かれ、九州地区での市民団体層の厚さを知りました。
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