□2007年5月30日に稼働停止等求め申し立て
兵庫県川西市の一戸建団地に、ドコモが2005年5月に強引に基地局を建設しました。その時に行われた、2006年5月の学習会(会報40号参照)後の状況が、毎日テレビ報道番組『VOICE』(2007年5月30日午後5時半放映開始)の中で約10分間にわたり、住民たちの基地局反対の取り組みが取り上げられていました。
基地局は阪急バス駐車場に設置されているので、住民たちはドコモと阪急バスに対し「基地局稼働停止と健康被害慰謝料」を求めて、その報道番組が放映された当日に、大阪簡易裁判所で調停を申し立てしました。
□本裁判も辞さない覚悟
基地局ができてから、体調不良を訴える住民は15人にものぼっています。
先の学習会でも、住民110人が雨中にもかかわらず参加しましたが、住民たちの意識は高く、市議会にも請願し、調停が不調な場合は提訴も辞さない覚悟です。
平和で住環境も良い住宅地です。そのような場所に、住民へのきちんとした説明もなしに基地局を建設する、携帯会社のやり方は許されるべきではありません。