<海外情報>
(抄訳:TOKAI)
米軍がイラクで爆弾誘発用マイクロ波兵器を実用に
Salt Lake Tribune
2005年5月19日
アライアント・テクシステム(株)は、米軍に弾薬やロケットエンジンを供給するトップ企業だが、今度、イラク武装勢力の爆弾を遠くから爆発させる兵器を、実戦で使えるよう開発した。
アライアントは米空軍調査研究所と共同で、イラクの戦争体験を基礎に、高出力のマイクロ波兵器を何度もテストし、実用化にこぎつけた。
イラク武装勢力は、手作りの爆弾を無線や携帯電話を使って爆発させ、米軍兵士を殺す。ドナルド・ラムズフェルド国防長官は、マイクロ波兵器を使って、武装勢力の爆弾を彼らが使う前に破壊するように米軍に命じ、今回のマイクロ波兵器を開発させたのだ。
ユタ州で、アライアントは毎年170万ドル〜180万ドルかけて、マイクロ波兵器の開発に全力をあげてきた。
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