□英国『エコロジスト』誌が報じる
電子レンジ(Microwave Oven)はとても電磁波を強く出す電気器具であることは知られていますが、それだけでなく電子レンジで調理された食物を食べても害がある、というショッキングな内容を英国誌『エコロジスト』(2003年11月号)が報じました。
□ロシアでは1976年に電子レンジ使用禁止
ロシアでは1957年から現在まで主に、マイクロ波研究はベラル−シのクリンスク(klinsk)にある無線技術研究所で行なわれてきました。米国の研究者ウィリアム・コップ(William Kopp)によれば、ロシア法医学チ−ムは電子レンジの人体への影響を以下のようにみています。
(1)電子レンジで調理された食物を食べた人は統計学的に胃がんや腸がんなりやすいし、末梢細胞組織の変質や消化機能および排泄機能がだんだん悪化する。
(2)食物の中身の物質の化学変化やリンパ組織内に起こった機能不全により、腫瘍やがんの成長から身体を守る免疫能力を退化させるためだ。
(3)マイクロ波を浴びると食物の栄養価が著しく減ることが研究結果として出ているし、さらに重要なことはビタミンB群・ビタミンC・ビタミンE・必須ミネラル・抗脂肪性栄養物(病的蓄積脂肪を防ぐ物質)の生物学的利用能を減じてしまう。
(4)加熱した肉は人間が活動する上で有効に作用するが、マイクロ波調理した肉はがん促進因子「d−ニトロソジサノラミン」を増加させる。
(5)がん誘発の血管基(tree radicals)は特定の微量ミネラルや植物成分の分子構造内で形成された。とくに生の根菜類でより形成された。
(6)電子レンジで調理された食物を食べると血清内のがん細胞が増殖した。
(7)電子レンジで調理された食物は本質的に食物内の物質構成を変える。そのため消化器系統に障害をもたらす。
以上のことから、ロシアでは1976年に電子レンジは使用が禁止されました。