海外情報
WHO国際EMFプロジェクト報告書より
(翻訳:TOKAI)
フランスのアプリケ国立科学研究所が今年4月に発表した「基地局周辺住民の調査研究」によると、基地局から10m以内に住む人は吐き気・食欲不振・視覚障害を訴え100m以内の住民は癇癪・うつ症状・性欲減退の訴えが出る。そして200m以内では頭痛・睡眠障害・不快感が出、200〜300mでは疲労が出る。これは300m以上離れた住民と比較した場合でのことだ。
この調査研究は、R.サンティニ、ル.ルスら数名の共同でなされたものだ。調査対象は530人でうち男性が270人、女性が260人で質問表を使って回収されたデ−タによって解析された。
<注>基地局からの距離で症状が違うとしたこのフランスの研究はとても興味深いものである。