徳島県那珂川町でドコモ鉄塔建設反対の声

ろくに説明会も開かず、横暴な四国ドコモ。70人でデモ行進

デモ、陳情、学習会。どれも皆初めてのことで、住民は精一杯やっている。

□ドコモは何様なのですか?
 徳島県那珂川町は人口約1万人の紀伊水道に面した町。町の手島地区に四国ドコモが2002年11月に40mの携帯鉄塔建設計画をすすめようとした。
 これに対し手島地区約三百人の住民の9割以上が反対署名したが、地権者もドコモも住民の声に耳を傾けない。
 説明会の「5人以内」とか地元でなく町役場でするといった横暴さ。

□学習会に80人、デモも70人で実施
 年が明けてからドコモは強引に工事に着手したため、1月12日(日)、住民は手島集会場で電磁波研事務局長を呼び80名が参加し学習会を開いた。1月15日には手島地区と隣の古津地区合同で約70人で「電磁波は健康に影響するおそれがある」とデモをした。東京や四国ドコモ本社のある高松にも出かけ「工事中断と説明会開催」を要望する行動を展開している。

□住民の人の良さを悪用するドコモ
 とにかく四国ドコモはタチが悪い。住民説明会を開きなさい、という住民の当然の要求に耳を貸さずひたすら工事し既成事実をつくっていく戦法でいる。
 1月25日(日)に再度学習会を住民は予定している。那珂川町の住民の人の良さにつけこむドコモの手口には怒りを感じる。

<写真:学習会は4時間。約80人で熱気あふれる>

<写真:四国ドコモは強引に工事>


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