海外情報
(抄訳 TOKAI)
マイクロウェ-ブ・ニュ-ス2001年5〜6月号より
エリクソン、ノキア、モトロ−ラの3大携帯会社は携帯電話使用者を携帯電話の電磁波から防護するための技術開発を8年間続けてきた、とロンドンの『タイムス』がニュ−スソ−スを秘して報道した。
『タイムス』は、ラジオ波照射被曝が悪性腫瘍と関係する可能性を認める内容の申請書をノキア社が米国特許局に出しておりその申請書を見ているとしているが、上記3社は携帯電話が健康を害するという主張を斥けている。この特許はボ−ダ−フォン社などへの訴訟の証拠として使われているし、消費者に不安もをえている。携帯会社は特許が健康リスクを即意味していない、と『タイムス』に語り、同紙も最近の大規模科学研究調査では携帯電話と脳腫瘍の関係は明確になっていないと報じている。ノキア社は全社員の3分の1が研究開発部門に従事しており特許は普通のことと語り平穏を装っている。
(ブル-ムバ-グ・ニュ-ス 1月11日)