SAR問題を中心に総務省に意見書提出

(電磁波問題市民研究会の「意見」は23ペ−ジに掲載)

□総務省がパブリックコメント募集
 総務省総合通信基盤局は3月下旬に、「無線設備規則及び特定無線設備の技術基準適合証明に関する規則の改正案」をつくるにあたって、国民からパブリックコメントの募集を行いました。
 いかにもお役所的な題名ですが、要はSAR値(吸収比率)について現行ガイドラインから法規制にするので各層から意見を聞くというものです。そこで電磁波研として「意見」を提出しました。

□日本の数値はひどすぎます
 現行のガイドラインSAR値は「生体組織10g当たり局所SAR値2W/s」(局所平均)です。これを法規制値とするにあたって「国民の声を聞こう」というのですが、この「組織10g」や「局所平均」は「組織1g」や「局所ピ−ク」と比べると大変あまい基準になります。このへんが多くの国民やマスコミもよくわかっていません。今回の電磁波研の「意見」はそのことを述べています。


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