『私たちが考えるダイオキシン問題』
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ダイオキシン汚染問題は終わっていない
高木学校ブックレット2「私たちが考えるダイオキシン問題」を発行いたしました。2000年7月発行の「リサイクルの責任はだれに」に続く、2冊目の高木学校ブックレットです。
このブックレットは、高木学校・化学物質問題研究グループが今まで調べてきたダイオキシンの問題をまとめたもので、2000年に開催された高木学校市民講座「松葉が語るダイオキシン汚染」の報告も盛り込んでいます。また、(株)環境総合研究所・池田こみち氏の寄稿もいただきました。私たちが健康にくらしていくためにはどうしたらいいかという視点で、ダイオキシンの問題を考えています。食べ物やゴミについて、日々のくらしの中で考える上でも、問題解決に向けて行動する上でも、この本をお役に立てていただければうれしく思います。
昨年施行された「ダイオキシン類対策特別措置法」で問題は全て解決したかのようにいう行政関係者や、ダイオキシンの毒性を軽んじてダイオキシン汚染は人類にとってとるに足らない事だなどという本やマスコミの論調も最近では見受けられます。しかし決してそうではないと思います。私たちはあくまでもすこやかな生命を守ることを大前提に考え、人間の健康が軽んじられることのない社会に向けてこれからも活動していきます。
化学物質問題研究グループ
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