イージス護衛艦あたごによる漁船衝突・沈没事故と防衛省による隠蔽・虚偽、沖縄少女性暴力事件、歴代防衛閣僚と官僚トップを巻き込んだ守屋疑獄、インド洋給油問題での20万ガロンねつ造とテロ特措法採決強行、米軍再編にかかわる露骨な「アメとムチ」等々、次々とおこる軍がらみの信じがたい事件は決して偶然ではありません。人命よりも、人権よりも、人民生活よりも日米軍事同盟の強化と急速な戦争国家化を最優先する日本政府の姿勢が引き起こしているのは間違いありません。軍は住民を見下し、利用し、時には命を奪うことさえ厭わない−−このことを、沖縄が身をもって知らされた極限の惨劇が「集団自決」です。 私たちはイラク戦争開戦5周年を、沖縄「集団自決」軍強制の真実を学び、軍隊による人命軽視、人権蹂躙に抗議する学習討論会で迎えたいと思います。「子どもたちに渡すな!あぶない教科書大阪の会」の伊賀正浩さんからお話を聞くとともに、準備が進む沖縄集団自決の証言映画「ぬちかふぅ(命果報)』(朴壽南監督)の予告編の上映も行います。同日3月23日(日)は、沖縄で、少女暴行事件に抗議する県民大会が開催されます。沖縄の人たちは、この事件と教科書問題の根は同じと捉え、強い怒りを表明しています。私たちは代表を派遣し、この学習討論会を沖縄の闘いに連帯する場としても持ちたいと思います。是非ご参加下さい。 (チラシPDFファイル127KB)
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