PKO法改悪案衆院通過糾弾!!



    PKO(国連平和維持活動)協力法の改悪案が30日午後の衆院本会議で、自民、公明、保守の与党3党と民主党などの賛成多数で可決・通過しました。私たちはこれに断固抗議します。マスコミは、参院の、自衛隊派遣の事後承認をめぐる審議での民主党賛成と「造反」という茶番を大々的に報じる一方、PKO法改悪案が衆院を通過したことをその陰に隠しています。
    アフガニスタンでは、カンダハルへの激しい空爆が続き、国際法違反の捕虜大量虐殺や、食糧強奪が頻発しています。飢餓は続いています。今、このような事態を引き起こした張本人である米への協力を決め実行に移すこと、米がアフガンの人々を最後の最後まで追いつめ破壊し尽くそうとしているときに破壊した後の「アフガン復興」活動なるものへの自衛隊の参加の条件を決定することがいかに犯罪的であることかを考えてみるべきです。
  同じ30日、5.4%という戦後最悪の失業率が発表されました。失業、リストラ、賃下げ、ボーナスカットが広がり、財政赤字を理由に医療費の負担増が発表されています。「戦争に金を使うな、生活に回せ」というのが、勤労者の切実な気持ちです。私たちからむしり取った税金をアフガニスタンの人々を殺戮するためにつぎ込むなど絶対に許せません。
 私たちは、PKO法改悪に最後の最後まで反対します。(11/30)



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