太平洋戦争開戦60周年、「満州事変」開始70周年 米の「報復戦争」反対、日本の参戦反対、PKO法改悪糾弾 12/9集会 −沖縄・海兵隊新航空基地建設の新しい策動に反対する− |
署名にご協力いただいている全ての皆さん。今年は太平洋戦争開戦から60年、更には満州事変勃発から70年の節目の年に当たります。本来、韓国・朝鮮、中国、アジア全域の犠牲者の方々と民衆に対して、侵略戦争と植民地支配を反省し二度と再び侵略と海外派兵を行わないという不戦と反戦の決意を新たにすべき年です。
しかし決して忘却してはならないこの歴史的な教訓に挑戦するかの如く、小泉政権は、靖国神社公式参拝に続いて、戦後初めて、ついに軍隊を戦時下に海外派兵し、侵略戦争に参戦しました。「平和憲法」の真っ向からの蹂躙であり、断じて許せない行為です。
私たち署名事務局は以下のような集会を行いたいと思います。年末のご多忙中とは思いますが、アメリカのアフガンへの侵略戦争に反対し、日本の参戦に反対する運動をさらに強化し継続するために、是非ご参集下さい。
ついにタリバン政権は崩壊しました。アメリカの侵略戦争は新しい局面に入ろうとしています。私たちはこの集会で3つの柱を立て報告と議論を準備したいと思います。
先ず第一に、タリバン政権崩壊という激変した戦局と内外情勢を分析し議論することです。ブッシュ大統領は、カンダハル攻防戦でタリバン軍壊滅を狙い多数の市民を殺戮する無差別大規模空爆を激化させているだけではなく、イラク、ソマリア、そして北朝鮮などへの新たな戦争拡大と戦争挑発を画策し始めました。米の「報復戦争」はなし崩し的に「戦争目的」を拡大し、度はずれのエスカレートの道を踏み出そうとしています。空爆と無差別殺戮の即時中止、戦争の拡大への反対を参加者全体で確認したいと思います。
第二に、沖縄から、この間一緒に署名運動を闘った方に参加していただき、政府のシナリオに従って再び動き始めた普天間基地の県内移設=海兵隊新航空基地建設をめぐる危険な状況、また米同時多発テロ事件以降の在沖縄米軍基地をめぐる危険極まりない状況の報告をお願いします。名護市長選を前にした現地の緊迫した状況をアピールしていただき、これまで共に署名運動を進めてきた全国の「呼びかけ人」の皆さん、署名にご協力を頂いた皆さんに、「沖縄が危険!」との警鐘を発したいと思います。「本土」の私たちが沖縄で奮闘されている方々と沖縄の危機感を共有し連帯することがまさに今重要です。
第三に、署名運動の進捗状況を報告し「中間総括」を行うと同時に、沖縄連帯を込めた項目を追加し新たな行動提起、抗議ハガキ行動を提起します。私たちは改めて、米の対アフガン戦争を最後的に中止させ、日本の参戦をやめさせるまで署名運動を継続する意思統一をしたいと思います。そして署名の一巡という厳しい条件の中で運動を継続するために、新たに他の闘争手段、行動提起(抗議はがき、写真展、学習会等)によって闘いの継続を提起したいと思います。
アメリカの「報復戦争」と日本の参戦に反対する署名事務局
連絡先;松原市南新町3-3-28阪南中央病院労組気付 TEL0723-31-1919
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