「よみがえれカレーズ」上映会(11月17日) アンケートから |
11月17日に行った映画「よみがえれカレーズ」上映会には、約30名の参加がありました。当日は、「よみがえれカレーズ」上映の他、ペシャワール会からお借りしたパネル展示と、アフガニスタンの飢餓の実情、およびペシャワール会の活動を紹介する短いビデオの上映を行いました。
当日のアンケートに回答いただいた参加者の方々からの感想のいくつかを、以下に紹介させていただきます。
■映画「よみがえれカレーズ」について
・ 戦争がなければ豊かな場所だと思った。普段見えないところが見れて良かった。
・ いまここにいても、現地に赴き手伝うこともできずに、たいしたこともできない今の自分が歯がゆい。
・ アフガニスタンの人々の生きる姿が心を打ちました。
・ 誠実な、祈りの、生きている人々といった印象でした。
・ 10数年前のアフガニスタンの状況がよくわかりました。映像に写っている人が、今どうなっているのか心配です。90年代の新たな内戦と今回のアメリカの戦争で多くの人が亡くなっていることでしょう。
・ ナジブラの「国民和解」政権がやはり最後の機会だったような気がする。それにしても人民民主党の責任はかなり大きな気がする。(宗教政策、その他)。しかし、当の人間になったらやはりとまどってしまう国だろう。
■ アフガニスタンの現状とペシャワール会の活動についてのビデオ、パネル展示 について
・ 子どもの被害が残酷。より多くの人々が知って欲しい。
・ 子供の現状に胸が痛みます。「難民を出さない事業が必要」という中村医師の取り組みに感銘しました。「現地の慣習・文化を自分たちのモノサシでみない」という言葉が印象的でした。
・ 教育を受けることのできぬ子供たちが将来「教員になりたい」と語っていると聞き、教員をしている自分としては胸のいたむ思いです。目玉のくりくりした多くの子供たちがアメリカを先頭とする結局は西欧諸国の犠牲に日々なっていく構図はやはり許せないものがあります。再びこのような体制をひっくりかえせる社会体制を作り出さぬ限り問題の最終的解決はないのかな?
・ 日本や米の白々しい「人道援助」とあまりに対象的なペシャワ−ル会の地道な活動に敬服します。ほとんど伝えられていないアフガニスタンの最底辺層の惨状を少しでも知らせていく努力をしなければと痛感しました。
・ 砂漠化していた場所に緑がよみがえったパネルが特に目に止まった。
・ アメリカの戦争がアフガンの人々の悲惨な現状を更に悪化させているだろうと絶望的な気持ちになります。
・ (一番印象に残ったのは)やはりうずくまっている二人の写真かな。
■アフガニスタンに対する戦争について
・ 暴力による解決はない。
・ アメリカは自分たちの考え方を一方的に押しつけているように見える。また白人以外の人間の生命を軽く見る傾向が強いようにも見える。平和を望むのは結構だが、テロの悲劇に酔って、視野狭窄に陥っているようだ。小泉首相も人殺しの手伝いではなく、他にすべきことがあったと思う。失望した。
・ まるでテロリストの温床のように描かれているアフガニスタンの普通の庶民の姿がほとんど日本いや世界にも伝えられていないと思います。アメリカのテロ事件の扱いと正反対です。アフガンをめちゃくちゃにしたアメリカに怒りを新たにしました。
・ 正真正銘のならず者国家・世界最大のテロ国家であるアメリカへの怒りは日増しに高まっています。これに無条件に追随し何が何でも自衛隊を出そうとする小泉政権。これを許している日本国民の一人であることを恥ずかしく思います。
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