11月17日(土)6:00〜9:00
    6:00〜6:45  アフガニスタンの現状の記録
    7:00〜9:00 「よみがえれカレーズ」上映

場所:阿倍野市民学習センター(あべのベルタ3階講堂)
   [地下鉄御堂筋線天王寺駅徒歩5分/谷町線阿倍野駅徒歩1分]

会場費:一般300円、高校生以下100円
  *アフガニスタンで医療活動や水源(井戸、カレーズ)確保作業などを行っている「ペシャワール会」の活動を紹介するパネル展示を合わせて行います。

 現在アフガニスタンの人々はカレーズがよみがえることをどんなに願っていることでしょう。カレーズとは、アフガニスタンに張り巡らされた人工の地下水路のことで、アフガニスタンの生命を脈々とはぐくんできました。雪解け水によって潤されるカレーズは、人々はもちろん家畜、農作物、豊かな緑・・・文字通り生きとし生けるもの全ての源です。
 現在アフガニスタンでは3年にも及ぶ未曾有の大干ばつ魃のもとで数百万人の人々が飢餓に直面しているといわれ、内戦によって破壊されたカレーズの復旧と井戸の掘削が現地の人々や良心的なNGOによって進められていました。
 そのようなさなかにアメリカの「報復戦争」が始まったのです。人々の生きるための努力を踏みにじり、飢えや渇きに苦しむアフガニスタンの人々を絶望と死に追いやっています。
 この映画が作られたのは1989年で、長い内戦ののちにようやく平和が訪れ、「二度と難民にはなりたくない」「戦争はこりごり」と願う民衆の生活や思いが描かれています。アフガニスタンの人々が特殊な難民やゲリラではなく、日常のある農民、遊牧民らふつうの民衆であるということに気づかされ、平和の思いを新たにするものです。(2001.11.4)

   ビデオプレス http://www2.ocn.ne.jp/~tutimoto/newpage5.htm#a
   シグロ映画 http://www.cine.co.jp/works1/list/80_21.html




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